「『経営進化論』ティール組織で社長も社員も自由になる」　#014　人を動かす言葉

先日、人を動かす言葉は
本当にあるんだな、
と感じる体験をしました。

私たちがティール組織を導入する際、
一番初めにすることが価値観の言語化です。

これはティール組織導入においても
1，2位を争うぐらい難しいフェーズです。

自分の社会人経験、自分の会社で経験した
嬉しかったこと、楽しかったこと、
悲しかったこと、辛かったことなど
この経験を具体的に
導入プロジェクトのメンバーにシェアします。

更にその経験に対してメンバーから
フィードバックが入ります。

こうすると、
一緒に働いている人たちが
どんな思いで働いているか、
何を大切にしているか、
ということがとてもよくわかります。

また、自分の体験に共感してくれて、
フィードバックをくれたメンバーに
深い感謝の念が生まれます。

このワークは例外なく深い感動に包まれます。

自分が大切にしている経験を
周りに自己開示して、
理解してもらう経験は
普通の職場環境ではまずありません。

ここから自分たちが仕事で大切にしたい
姿勢や、お客様に対する提供価値、
そして自分たちの存在意義が言葉になります。

こうして自分たちが作った言葉は
上から押し付けられる経営理念とは違い、
全員の価値観の重なった部分を
言葉にしているので、
とてもワクワクするものになるのです。

例えば単にメルマガを出す、としても
自分たちが大切にしている姿勢を文章に乗せて、
そしてそれを読んだ人たちに
自分たちが提供したい価値を伝わるように、
そしてそれが自分たちの
存在価値を表すものになるのです。

そしてこれを意識することが
メンバーの行動を変えます。

言葉を通じて、メンバーの経験を共有し
大切なものが言語化されるのです。

先日、この言葉によって、
大いに魂が揺さぶられていた
オジサンを見て
私はメチャクチャ感動したのです（笑）

【今日のポイント】
言葉を通じて大切なものを共有すると行動が変わる。

来週11月25日（水）セミナーを行います。
定員8名を超えましたので、参加者枠を増やしました！
まだ参加可能ですので、ぜひ‼

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12月17日（木）はこちらから。
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