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宇宙飛行士を目指して12 宇宙ベンチャー時代


邁進する世界の宇宙ベンチャーと支えるステークホルダーたち

 2023年3月に出版された書籍 宇宙ベンチャーの時代~経営の視点で読む宇宙開発 を読み、宇宙開発の歩みから現代の宇宙ベンチャーの取り組みはその背景について知ることができました。まず始めに言っておきますと、宇宙産業に興味のある方はこれ読むことをお勧めします。

 宇宙産業を世界でリードするのもやはりアメリカです。旧ソ連がリードする時期もありましたが、NASAが民間を巻き込んだ施策によりSpaceXを筆頭に今日のアメリカの宇宙産業が成り立っているのがよくわかります。簡単にその理由をまとめますと主な要因は3つで、①賞金レース②ビリオネアの参入③NASAによる宇宙ベンチャー育成プログラムCOTSです。

 特に③のCOTSがとても秀逸で、国の産業成長戦略として有効な手段とも理解しました。NASAは「有効需要」という将来の確約された需要を民間に開放することで、民間企業は買い手が保証された状態での事業開発が実現できる。その結果、リスクの高い宇宙産業でもプレイヤーの参加ハードルが下がり、さらにそこに流入するリスクマネーも増えるという効果をもたらしました。NASAは有効需要の開放だけでなく、これまで培ってきた技術をプログラムの採択企業に公開し、指導もしたのです。ここから誕生した企業の1つがSpaceXです。

 日本の宇宙産業も官民協力しながら追随していきたいところです。

 

第6回宇宙飛行士選抜の特集を見て


 先日、2021年から行われていた第6回宇宙飛行士選抜のファイナリストにフォーカスした特集をNHKで放送されました。自分と彼らのギャップはどこにあるのか?自分に可能性はあるのか?といった観点から観ていました。まず、嬉しかったのはファイナリストの中にthe ビジネスパーソンと言われるような方々が複数残っていたこと。それを確認できて、「僕にもチャンスはある」を改めて思うことができました。注目していたのはグループ枠の内容とその取り組みの様子で、懸念していたローバーの組み立て操作はプログラミング知識が不要なものでした。

 しかし、今回に限ったことで次回以降はどうなるかわかりません。しっかりと最先端の宇宙開発状況とテクノロジーをキャッチアップし続けて、その時において宇宙飛行士に必要なスキルは何かをイメージできる状態を作ることを意識して生活していきたい。 


JAXAからのフィードバック投稿を見て

 
 医学検査で落ちた人が多く散見されました。どの項目でとまでは詳細がなかったようですが、推測で多かったのが視力。募集要項での抽象的な説明が従来の視力のハードルを下げたと解釈し、臨んでみたものの視力が原因ではという意見が複数散見。仮にそうであれば、応募者側からしたら通過見込みのない状態で努力を費やしたことになるため、そういったことを起こさないように今後改善の余地がありそうです。


直近1ヶ月を振り返って

 
 日本の民間宇宙ベンチャーとして初の上場を果たしたispace社が、月面着陸まであと一歩のところまで到達し、SpaceX社が開発する超大型ロケットStarshipが打ち上げに成功したもののその後爆発。どちらも宇宙業界ではビックイベントとして注目を浴びており、僕は運良くタイムリーで見守ることができた。ベストの結果を出すことはできなかったですが、今回の挑戦で得た貴重なデータをもとに次のステップへの挑戦を楽しみにしています。
 
 英語学習にGoogle Chromeの拡張機能であるLanguageReactorを取り入れてからYoutubeコンテンツでの勉強がしやすくなり、効率性が上がりました。心なしか、友人との会話を通じてSpeakingとListeningスキルの向上を感じてきております。

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