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4月14日、高松「身体で読む、対話する一日」

 4月14日、北浜プラトーで身体と言葉の関わりを体験していく講座「身体で読む、対話する一日」を開催します。午前と午後の2部制です。

1部:10時〜12時
「身体で対話する-私とあなたの声を尊重するためのレッスン」
2部:13時〜15時
「ミヒャエル・エンデ『モモ』から読みとく身体で聞くこと」

©︎塩川愛

日時:4月14日10時(開場は9時30分)
1部:10時〜12時
2部:13時〜15時
会場:北浜プラトー高松市北浜町4-10
料金:1部につき6,000円、1部と2部の連続参加は1万円(当日現地でお支払いください)
定員:12名 動きやすい服装でお越しください。
申込先:こちらからお申し込みください。

北浜プラトーでは問い合わせに対応していません
nonsavoir@gmail.comまでご連絡ください。


<講座の内容>

1部:「身体で対話する-私とあなたの声を尊重するためのレッスン」

 コミュニケーション能力を知識やノウハウではなく、実際に身体を動かしていく中で以下の内容を体感していきます。

1、「話をよく聞く、リラックスして話す」を姿勢から捉え直す
・「気をつけ!」に見られるような「きちん」と「真面目に」を手放す。
・自分本位になってみたときの気持ちと身体の安定感を体感する。

2、相手の話を奪わず、その人の話として聞くには?
・自分の価値観はどこからやって来たのか?を知る
・自己投影と感情移入の違いを知る。

3、ジャッジなしに対話する
・解釈や物語をしてしまう個人的な事情を知る。
・共感はあまり必要ない。

4、わかることが確認でもジャッジでも検索でもないことについて
・頭の理解ではなく、“集注”が互いにもたらす状態を体得する。
・積極的に受け身になる。


2部:「ミヒャエル・エンデ『モモ』から読みとく身体で聞くこと」

  ミヒャエル・エンデの『モモ』を手がかりに、コミュニケーションについて「身体」で考えてみたいと思います。

なぜコミュニケーションの根本が「身体」なのか?

 『モモ』は知識や情報を通してではなく、「身体」で見聞きし、話すとはどういうことか?のヒントを与えてくれます。
 たとえば、モモは質問をあまりしません。ところが彼女に話を聞いてもらうとこんなことが起きます。

「ばかな人もきゅうにまともな考えがうかんできます」

 そのときモモは「ただじっと座って、注意深く聴いているだけ」です。
とても単純なこの描写は何を意味しているんでしょう? 
 小説だから起きることでしょうか。ただ話を聞くだけで、そんなマジックみたいな都合のいい話が現実にありえないと思うかもしれません。

 けれども、私たちが本当のことを口にするとき、そしてそれに耳を傾けるとき、実はノウハウなしに行っているはずです。ただ言葉を交わし、何かが分かち合われた瞬間を誰しも体験したことがあるはずです。そう、モモのように。とすれば、日常そのものがマジックと言えます。私たちは本来の姿を見失っているだけかもしれません。

講座では以下の内容について体感、体得していきます。
・偉い人の立派な見解を頼りにすることなく、自分の身体を通した言葉で話す。
・論理的に滑らかに語れてしまうことにも問題はある。
・客観的な理解で自分を萎縮させず、主体的で能動的な振る舞いを信頼する。
・頭の理解(認識)と身体の理解(把握)は異なる体験をもたらす。
・観察者という立場とモモ。

申込先


キャンセルについて
キャンセル料が発生しますのでご了承ください
4月6日~12日のキャンセル:入場料の50%
13日及び無断キャンセル:入場料の100%

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