エンジニアの自分がマーケティングの勉強でやっていること(随時更新)
去年の9月にBloom&Co.というマーケティングの会社に転職しました。
自分の職種は変わらずソフトウェアエンジニアです。
弊社ではいくつか事業をやっているので、そのシステム周りや情シス系、
R&D開発などをやっています。
会社がマーケティング会社なので、エンジニアだとしても、マーケティングとは何か?を知ることは大切です。そこでマーケティングの勉強を始めました。
弊社はP&G出身者が多くいます。全然知らなかったのですが、マーケティングの世界ではP&Gはめちゃくちゃ有名みたいです。コンサルといえばマッキンゼーみたいな感じみたいです。
これはつまりどういうことかというと、マーケターとして入社することはかなりの難関ということです。そんなところに職種は違えど入社できたわけですから、できる限りのことを吸収したいなと思ってます。
ということで勝手に勉強し始めています。
勝手にやってるので、直接教えてもらったことでもなければ、P&G式でもないです。もちろん仕事で関わる上で学びになることはたくさんあります。ただ、例えば研修みたいな形で教わることはないです。
当たり前に自習できる人たちの集まりなんですよね。
なので、僕も自習していて、いま自分はこうやって学んでいる、というのを現在進行形でつらつら書いていこうかなと思います。これが誰かの役に立つのかは全く分からないのですが、最悪、リンク集として使ってもらえたら良いのではと思ってます。
あと、もし今から勉強始めたり、今勉強してるよって方いたらぜひ一緒にやりましょー。
まずどこから始めるか
まず、マーケティングって何?ってところからです。
前職でマーケ部はありましたし、友人でもマーケをやっている人はいます。
ただ、何度か聞いてみたけどマーケが何かはわかりませんでした。
1つ言い忘れていたのですが、弊社にはスキンケアD2C事業があります。システム側で関わっているので、この事業で必要なものから学んでいくのが地に足ついた形になっていいんじゃないかなと思いました。
ということで、今のところWebマーケ寄りになっています。
まずは本を読む
僕が頼るのはいつも本です。もちろん本を読むだけではなく、そこで気になった疑問とかは、チームメンバーに都度質問したりしています。
ちなみにかなりの乱読なので、ここに載せてるのは一部です。
とりあえず気になった本は買ってしまうので、今回の記事を書くにあたってKindle見直して、あれ全然読んでないなとかたくさんありました。
これは転職前に読んでいた本ですが、ペルソナではなく、N1(一人)の分析が大事という考え方の本です。ロイヤルユーザー(一番買ってくれてる人)を分析して、どうやったら他の人をそこに持っていけるかを考える。離反(離れてしまったユーザー)に理由を聞いても、多岐にわたるし、そもそも理由はなかったりする。
そもそもD2C事業やってるのにD2Cが何か分からないと話にならないなと思って読みました。かなり詳細に解説されているので、ざざっと全体掴むくらいで読みました。
広告費かけてドン!てやるんじゃなくて、お金をかけずにしっかりとみんなが欲しい情報をサイトに載せていくことで集客しましょうという内容。
コンテンツマーケティングをやりましょうってことですね。
(余談ですが、コンテンツって書くとどうしても何か投稿するためのネタ感が出てあまり好きじゃないです。ネタなのは全然いいんですけど、ちゃんと有益な情報であることは大事ですよね。)
タイトルが分かりにくいのですが、とあるD2C事業をチームを作り直すことで、立て直してめちゃくちゃ成果出したよ、という内容です。
著者である木下さんは、言語化と仕組みづくりとやる気にさせる力がとても高い方です。やっていることは工夫はもちろんあるのですが、本当の意味でやり切ることができていて、それだけやれば伸びますよねぇという感想でした。
とっても大好きな本です。著者の柴田さんはとにかく細かいことによく気づく。気づくというより、見逃せない人。自分もやたらと色んなことが自然と目についてしまうタイプなので、わかるわかると思って読んでいました。
目の前にある全てのものごとに感想を持つ
良い感想とは、次のアクションにつながること
小さなことに全てが宿っている
全てのことに「理由」が必要
読んでいる間、本当に楽しすぎて、歩きながら読んでたんですけど、五反田から気づいたら三軒茶屋にいました。
消臭力のCMをしかけた鹿毛さんの著書。いわゆるマーケティングのインサイトを見つける方法を説いています。その方法は心を知ること。
マーケティング、ビジネス、を考えていくとどんどん人から、心から遠ざかってしまいます。大事なことを思い出させてくれる内容でした。
実際に具体の作業としてはバナーだったり、LP作成だったらりがあります。じゃあそもそもLPってどうやって(どう設計して、どう考えて)作るんだろうと思って読んでみました。
LPでハマりがちなのは、最終的な絵を見て、雰囲気がどうかで判断してしまうこと。実際は開発と同じく、設計書があり、どこに何をどんな目的で配置するかを組みたてていき、グラフィックや動画などはあくまで(大事だけど)装飾という考え方です。
コピーもどうやって作るのか分からないので読んでみました。
冒頭に、
商品の特徴やメリットなんて、どうでもいいという話があります。
いきなりどういうこと?って掴まれました。
その回答はこうです。
お客さんは、商品から得る「嬉しい未来」を求めてお金を払うのです。
これがベネフィットと呼ばれるものですね。
本を読んでいて、こういう本質に出会えると、それだけで読んでよかったなという気持ちになります。
記事も読む
弊社が元P&Gのメンバーが多いので、P&G流を知るのが一番だろうと思って読みました。
かなり本質をついたまとめになってると思うので、おすすめです。
この方はマーケティングを、このように定義しています。
マーケティング=Jobの発見と解決に至る一連のプロセス=経営
有料メディアを読む
2,500円/月 年額だと2,235円/月あたり
ちょっと高いなと思ったんですけど、マーケティングの人たちは読んでるし、読み物として普通に面白いですよ、と言われたので購読。
いきなり年額は実際に読むか分からなかったので、今は月額にしてます。
とりあえず、マーケティング用語に慣れるところからなので、ざざっと眺める様にしてます。
実際に内容は面白くて、今のところ満足しています。
同じ情報を見ることで共通の話題になるのもいいですね。
YouTubeも見る
クマさん良かったです。
50分の動画を3倍くらいの時間かけながらメモしながら見ました。
YouTubeはめちゃくちゃ編集してるので、テンポが早すぎるんですよね。
流し見するにはいいんですけど、メモは追いつかないんです笑
SNS(X)を見る
まず、この人の話は役に立つな、この人SNSマーケめっちゃ頑張ってそうだな、という人をフォローします。
次に、notificationを全てのポストにします。
こうしておくと、自動的に自分が気になる情報が通知される様になります。
この自動的に届くのがキモで、タイムラインで見るからいいやだと遅かったり見逃したりしてしまいます。あと、基本的にリアルタイムで通知されるはずなので、どの時間帯にどんなことをポストしているのかとか肌感がわかる様になります。
一度ポストしたのに消してまたポストし直したな、とかもわかります。
通知が多いと結構うざいかなと思ったのですが、まぁ増えたら減らせば良いだけなので、一度試してみる価値はあると思います。
ちなみに僕はiPhoneはバイブ・音を全て切っていて、Apple Watchだけブルっとする様にしています。通知がウザいのって、音とかバイブなんですよね。なのでそれを切ってしまえば結構ストレス減ります。ただそれだと気付かなくなってしまうので、最低限の通知をApple Watchで気づける様にしています。
通勤電車内で広告を見る
気になる広告、気にならない広告、それぞれ何故なのかを考える。
うまいへたはあれど、作ってる人がいて、その人たちは誰かに届けたいと思っている。このクリエイティブならそれが届くと思っている。それを因数分解する。
作ってる人たちの気持ちになって、どんな議論の上、何を捨てて何を採用して最終的にその形になったのかを、分からないながらも想像してみる。
こういうのは、メモの魔力ではないですけど、姿勢が大事だと思うんですよね。あと習慣。そしてやっぱり、目の前の物事に感想を持つということ。できればポジションも取れると良い(自分はこう思うという意見を持つ)。
もちろん、XでもインスタでもFacebookでも同じです。
最近TVを見て無さすぎて、CMだけまとめてみれる何かがないかなと思ったりしてます。本当はTV番組と一緒に見るべきなんですけどね。
メモする
メモを取る目的は人によっていろいろあると思いますが、自分は2つの目的にのためにメモしています。
理解するためにメモする
記録のためにメモする
1.は、物事を認知、理解するために、聞いた話をそのままテキストにしたりします。聞いてるだけだと、シャボン玉のように消えていくので、それを掴んで、一旦テーブルの上に並べる様な感覚です。
2.は単純に忘れたとき用ですね。というか必ず忘れるので。思い出すきっかけだけでも良いかもです。特に動画は見直すのはかなり大変なので、メモしておくと良いです。
何か実践できるところから始めてみよう
先ほどのスキンケアD2Cは、システム側として参画していますが、実行のメインメンバーではないのであまり自分から動けない。
では、個人でできることをやってみようと思いました。
ちょうどラインヤフーの川邊さんがフォロワー10万人チャレンジをやっていたので、自分も真似してみることにしました。
シンプルに言うと、フォロワーを伸ばす、ですね。
今の所、全然伸びてないです。理由はなんとなくわかっていて、これが分かると出来るの違いだなと思ってるところです。
とはいえ、いろいろ試してみるとインプレッション伸びたり、いいねが少しずつつく様になったりとかはあるので、ポジティブに捉えています。
さて、まずどうすれば伸びるのか。
これは考えるより、実際に伸ばした人の話を聞くのが早いです。何事もそうなんですが、人ができていることは自分で考えるよりもTTP(徹底的にパクる)のがセオリーです。
そんなとき朝と川邊さんがテストさんから受けたコンサル内容を公開してくれてました。
川邊さんX運用ノウハウ
正直有料級の内容です。
実はこれくらいなら調べれば分かることもあるのですが、まとまった情報&信頼できる情報という意味で、調べてまとめるのはかなり骨が折れます。
次は実際にフォロワーを伸ばした人の記事を読んでみました。
たった半年で、フォロワー6000増 やったこと大公開
拡散で応援して購入:¥980
定価で購入:¥1,480
僕はこういうのは躊躇なく払います。その方が早いから。
やってよかったことだけでなく、ダメだったことも書かれてるのが好感持てますし、信用できますよね。
やってることは、人によっては当たり前じゃんと思うかもしれません。
でもそれが出来ないから伸びないわけですよね。
知ってることでも、やっぱりそれ大事だよね、それやるしかないよね、と思えることは結構大事だなーと思ってます。
あと、実際にめっちゃ忘れます。
僕も今この記事を書きながら見直してみて、そうじゃん、これ知ってるのにやってないじゃん、とかめっちゃありました(反省)。
ただの女子大生がたった1年半で月収⚫️百万円になった14のコツ
¥9,480
えっと、こっちは正直ちょっと迷いました。
だけど、何かでタフ子ちゃんが紹介されていて、きっと間違いないだろうなという感覚もあったので購入。
実際に購入してみてよかったです。
真似しやすい細かいテクニックが満載です。
ちなみに、僕はこういうのが例えば内容が残念だったとしてもあまり落ち込まないです。それを確認する意味もあるので。なるほど、この人は期待を裏切る売り方をしてるんだなと思うだけです。あ、タフ子ちゃんは違いますよ。きっとこの値段でも購入した人は満足してると思います。
セミナーに参加する
SNSブランディング講座 〜個人アカウント編〜
こちらは、実は後から気づいたので、動画とスライドを購入しました。多分、合わせて2,000円くらいだったと思います。
SNSは「自分の部屋」ではなく「店」である
これが知れただけで、元取れました。
SNSブランディング講座 〜企業アカウント編〜
企業編も参加しました。こちらはリアルタイムで参加したのですが、ちょっと間延び感があって、僕は録画の方が相性良かったかもです。
内容は、SNS運用する前に、SNSブランディングが重要。
SNS運用と一口にいっても多岐にわたるから、任せる側もどこを任せるのか明確にする。
運用の戦略立案をする
社内外との調整をする
コンテンツの作成をする
実際に投稿する
効果を測定する
ユーザーとコミュニケーションをとる
企画を立てる
MTG
みねおかさんSNSマーケティングセミナー
6,000円+1drink。リアルイベント
SNSでの集客について、基礎から教えてもらいました。
自分用のメモですが、下記にまとめてます。
このイベントで驚いたのが、参加申し込みした人ほぼキャンセルなく参加したんじゃないかな。特にリマインドみたいなものもなかったはず。
という意味でも、実際に集客力あることわかってすごいなと思うのでした。
ちなみに、みねおかさんは、別のところで認知していて、あ、この人は信頼できる人だ、と思ってたので特に心配することもなく申し込んで参加しました。
ちなみにその時の学びを生かして投稿したのがこちら。
今フォロワーが926ですが、インプレッション数3,892でした。
フォロワー数からするとかなり良いインプレッション数ではないでしょうか。
自分がただ話したくて話す様な内容だと、100行かない時とか普通にあるので、この効果はすごいなと思いました。
一旦ここまでで、
まだまだ書ききれていないことがあるのですが、随時更新していこうかなと思います。
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