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3年前、落ちた受験生が逆転合格した話

お久しぶりです。無事大学受験も終わったので、続編を2年ぶりに書こうと思います。

2年前の記事はこちらから。

お久しぶり!元落ちた受験生です!

私は3年前、本気で通いたい大学付属の高校がありました。しかし、受験結果は不合格。やむを得ず滑り止めの高校に進学しました。1年生では理想と現実のギャップやコロナに苦しめられ、思ったような高校生生活は送れませんでした。2年生になって私立理系クラスに進んだことで、私をよく理解してくれる担任や友人、先輩に出会うことができ、普段の生活以上のことができるようになりました。そこで初めて進路のことを考えるようになり…

落ちた受験生の3年後は?

大きな目標を掲げて

悔しくて悔しくて、私は落ちた高校の付属大学より賢い大学に進学するという目標を立てました。ただこれは偏差値の話。

それより何より、最後くらいは進学を夢見て、進学するために努力を重ねた、第一志望の大学に進学することを目標にしました。

私はまだ不合格しか貰ったことがありませんでした。
自分の力で合格を勝ち取れる最後の機会となる大学受験では絶対に合格したかったのです。

受験方式の決定

2年生までは一般入試での大学進学しか考えていませんでした。しかし、韓国から帰国してからたった3週間の留学で語学力が飛躍的に伸びたと感じたので、(それなりに現地で勉強した)韓国語運用能力を生かして受験していきたいと考えるようになりました。学校推薦・公募推薦も考えましたが、学校の推薦は貰わず1人で戦いたいと考え、自己推薦・AO入試を受験することにしました。第一志望に合格できなかった場合は一般入試も受験する予定でした。

推薦入試では志望理由書を書かなければならないので、現実的に受験できる数は多くて4学部と決めました。推薦入試専門塾などでは5学部以上出願をさせるらしいのですが、私はどれかひとつでも疎かになるのは嫌で全て自身が100%満足できる書類を書き上げたかったので4学部としました。

第一志望の大学を見つけて

私は高校受験の反省を生かして、現地に足を運びたくさん考えて第一志望を決めるのは当たり前で、滑り止めの学校まで全て自分の目で見て体感して決めようと思いました。今振り返ってみるとしっかり現実を直視し、逃げずに考えられたかなとも持っています。

OCだけでなく、学園祭や個人見学で検討した大学を必ず1度は見学しました。

見学した大学・関心のあった学部一覧

  • 慶應義塾大学(三田、SFC)・経済、総合政策

  • 早稲田大学・文化構想、社会

  • 東京理科大学(神楽坂、葛飾)・経営

  • 明治大学(和泉、駿河台)・国際日本

  • 立教大学・異文化コミュニケーション

  • 中央大学(多摩、後楽園)・経済、商、総合政策、理工

  • 法政大学(市ヶ谷)・国際文化

  • 成蹊大学・文

  • 武蔵大学・人文

  • 東京電機大学

  • 東洋大学(白山)・社会、文

  • 武蔵野大学・グローバル、アントレプレナーシップ

  • 東京海洋大学(品川、越中島)

  • 【韓国】梨花女子大学校

  • 【韓国】延世大学校

the東京の高校生と言われると何も言えないのですが、本当にたくさん見学したと思います。たくさん足を運んで、たくさん考えて、たくさん悩んで、最終的に私の第一志望は法政大学中央大学にしました。

第一志望を法政と中央にした理由

私は韓国留学から日本に帰ってきて、「大学では異文化を学びたい。再び留学したい。」と思うようになりました。韓国の大学に進学することも選択肢にありましたが、日本の大学に進学してから交換留学する方がコスパ良いと思ったので、日本の大学に進学を決めました。

また私は自分の力で進学できる上限はMARCHだと思っていたのと、早慶を受験する勇気がなかったので、MARCHで異文化を学べる学部の中から最終候補として、立教大学異文化コミュニケーション学部と法政大学国際文化学部を選びました。2つに絞ってからは、学校の雰囲気とカリキュラムをより深く知って決めました。ここで特筆すべきは偏差値は考慮しなかったことです。ここまで絞ったにも関わらず、偏差値で進学先を決定すると高校受験みたく失敗すると思いました。どちらも良い学校ですが、学校や学生の雰囲気、そして英語の比率を見てみると割とすんなり決まりました。私はキラキラ系と無縁で英語が苦手なので。

中央大学は2年生の時に多摩キャンパスに通うなかで、職員さんも教授も学生も本当に良い人が多くて、ここに進学すれば間違いないと思ったからです。MARCHの中でもカリキュラム的には最も充実しているように感じたし、真面目な学生が多いので思う存分勉学に熱中できると思いました。

そして第一志望の大学を1つに絞らなかったことにも理由があります。
私は高校受験で第一志望1校に落ち、自身がまた1校を目標として受験期を送る勇気がありませんでした。これは逃げではなく、高校受験から学んだことの1つだと考えています。

受験校の決定

  • 法政大学国際文化学部 分野優秀者入試

  • 中央大学経済学部 高大接続入試

  • 中央大学商学部 ドイツ語・フランス語・中国語・スペイン語・朝鮮語特別入試

  • 武蔵大学人文学部 AO入試

結局悩み抜き、この4方式を受験することを決めました。
武蔵大学を抑え(滑り止め)として、一般への安心感を持たせようとしたのが印象的です。

受験期を送る中で

私は4〜6月までは一般入試に向けて勉学に励んでいました。
平日は7時間、休日は10時間以上勉強していたと思います。私は4月の段階で法政大学は『E』判定だったので、誰よりもたくさん勉強しなければならないと思っていました。

7月になり、評定が確定しました。私の平均評定は『3.5』。文転し、受験に使う教科がほぼない中、何とか耐えた感じですね。無事法政大学国際文化学部分野優秀者入試に出願できることが決まったので、推薦入試での入学を第一志望として受験計画を立てました。

8月は…実は全然勉強できていません。志望理由書の作成に全身全霊をかけていて、1日14時間程受験と向き合っていました。志望理由書作成や文献調査などから、小論文対策までを必死に行なっていました。一般入試に向けた勉強ができず、不安は大きかったけれど8月末には「推薦で絶対に受かってやる!」と思うようになっていました。

9月に入り、しっかりと志望理由書を書き上げました。また直前期だったので、小論文対策に追われる毎日。一般の勉強は満足できる程はできていませんでした。受験日直前は小論文に注力した甲斐あって、うまくやれる自信しかありませんでした。

受験結果

総合型選抜、全勝でした
最後の法政を受験する時には、自信に満ち溢れて、面接で笑顔が溢れました。そして合格を確信するまでに成長しました。初めて面接練習をした日とは比べ物にならないほどの成長でした。
今までは自身に進学する学校を選択する権利などなく、受け入れてもらえる学校に進学していましたが、今は4学部の中で好きな学校に進学できるのです。こんなに嬉しいことはありません。本当に行きたい大学の中でどこに進学するかとても迷いましたが、学問的に最も学びたかった文化を学ぶことができ、留学が必修である法政大学に進学を決めました。(でもまだ、中央とも迷ってる…)

p.s. 気になる学力は?

高3の4月に法政大学はE判定でしたが、10月共テ模試ではなんと『A』判定叩き出しました‼︎

第3回共テ模試

学力が足りているとは言いません。でも、推薦だからって学力がないわけではないです。推薦で合格していてもそれなりに努力して大きく判定も上げました。そこは一般入試組にも理解してもらいたいな。(小論文対策が大きく現代文の力を上げてくれました。)

3年間の経験が教えてくれたこと

まとめはこちらの記事に書き直しています⤴︎

とにかく、諦めずに道を探し続けることが大事だと思いました。
大学受験は入試方式も多様化してきて、より自身に合った入試を選べば道は開けます!!
体現したことが伝われば嬉しいです。3年前、あんなに絶望していた私は、やり遂げたぞ!大学別対策も書いていこうと思うので、お待ちください。

ではまた!最後までお読みいただきありがとうございました。

前回のお話⤴︎

合格当日に執筆した話もどうぞ⤴︎

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