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大学生活で感じた違和感

「いちご大福がどうして、看護師・助産師になったのか」を読んでくださり、ありがとうございます。
まだの人はぜひ、そちらを先に読んでみてください🍑

そんなこんなで、看護大学に入学したわけです。

華の大学生活、いろんな出会いがあって、サークルにも入って、どんな生活が待っているんだろうとワクワクしていました。

地元を離れ(離れたと言っても、同じ県内)、一人暮らしをして楽しかった思い出はたくさんあります。
しかし、大学生活が始まって間もなく、ある違和感を感じていました。

大学生活で感じた違和感とは、、?

周りの友人ほど志しが高くない

同じ看護学部の友人に、「なんで看護師になろうと思ったのか?」を尋ねたところ、
・幼い頃から看護師に憧れていた
・ドラマや映画を見てかっこいいと思ったから
・助産師になりたいから(看護師資格がないと助産師にはなれません)
など、目標を持った友人が多かったのです。

もちろん、私のように、親が看護師だったり、家族や先生に勧められたという友人もいました。

当時は交友関係を広げたくて聞いた質問だったのですが、私と同じような理由の人がいるかを知り、安心したかったんだと思います。

いろんな理由で看護大学に入学したんだなと思ったと同時に、私はみんなのような志しがないということに違和感を感じました。

白衣や聴診器を身につけても心が動かない

看護技術を学ぶ実技講習や、病院での看護実習の際に必要な白衣と聴診器。

それらが配布され、白衣のサイズが合っているか実際に着た時のことです。

周りの友人は、はしゃいで写真の撮り合いをしていました。
私も一緒に写真に混ざった記憶があります。
ただ、この時私が感じたのは、「どうしてみんな、白衣を着てウキウキしているんだろう」でした。

なぜか、白衣や聴診器を身につけても、嬉しくないし、それよりも看護師に近付いてしまっているんだというどんよりとした気持ちになってしまいました。

私が本当に看護師になるの?

親が看護師だったので、夜勤をしている姿、仕事から帰宅してからの姿を幼い頃から見ていました。
看護師の仕事は過酷だということを、幼少期から感じていたんですね。

みんなに勧められて看護大学に入学しましたが、いざ、看護師になるための道に来ると、「本当に看護師になっていいのか」、「私が人の命を救えるのか」などいろんな不安が出てきました。
(不安がない人はいないと思いますが…)

この時の私の不安を取り払う考えは、「世の中に看護師の人はたくさんいる。だから私も大丈夫」という謎の考え方でした。笑

大学生活での目標

人と違った道に進むのが怖かった私なので、大学生活の目標を決めることにしました。

『"とりあえず"看護師・助産師の国家試験に合格する』
を目標に毎日寝不足だった実習も乗り越えることができました。

こんな感じで、無事、2つの国家資格を取得できたわけですが、大学生活の時に感じた違和感は今も覚えています。

合格して就職先が決まってからは、「過酷な労働環境がこの先待っているんだな〜」と、入職日まで私の中でのカウントダウンが始まったわけです。笑

地方出身だった私は出会いの場を広げたく、就職場所は憧れの東京にしました。
せっかく資格とったんだし、とりあえず看護師・助産師として働いて、やりたいこと見つけようと考えてました。

私の昔からの癖ですが、"とりあえず"って思うことで資格取得までできたし、良い悪いはありますが、物事を簡単に捉えることができたというのは、今となっては良かったなというふうに思えています。

私みたいに違和感を感じながら大学生活を送った人、あるいは今現在送っている人っているのでしょうか、、🐣

やりたい事や夢がハッキリしている人が羨ましいと感じたいちご大福でした🍓

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