閑話休題｜眼が見えて描けるってすばらしいこと

PC画面をのぞく片目だけに、ぼんやりガクガクと透明にひび割れたような断層ができ、視野がズレました。視覚的にモノを考える者として、それは恐怖そのものでした。

8月8日PMのことです。

ヨーグルトメーカー記事の続編を掲載しようと、食べて・撮って・調べて、冷房のない「死んでいる部屋」を片付けて。それを交互にし、一休みした、そのときのことです。

そのとき思い出していたのは、20代半ばの研究者を目指していたゼミの先輩が、ある日突然亡くなったこと。

その頃は、数年以内に担当教授の席が空く予定だったから、その先輩は後継者候補だと噂されるような有望な方でした。院生で家で何かしていたとき、母親が夕方の買い物へでかけた、そのほんの少しの間に倒れたのだと聞きました。そんな僅かな留守を、狙ったわけでもないのに、手遅れになってしまったそうです。それを、当たり前の日常を、母親は何度も何度も後悔し、そのとき買い物に出かけた自分を責め続けたそうです。

ちょっとした体調の異変は「大したことなかった」で済むことも多いかもしれません。だけど、いま私はこの話を何度も思い出してはぞっとしています。私の頭痛はすっかりなくなりましたが、ムリしないようにしています。できれば、不思議なことばかり起きる最近の傾向通りに「片方の眼だけ未来が見えるようになった！」とかだと夏らしいのですが。

画面を見る作業の、特に脳への影響がまだわからないので、なんとなく根を詰めない生活をしています。それでも、もう大丈夫かな？と気を緩めるようにもなってきています。精密検査を希望した病院受診の予約はしています。

経過を箇条書きにしてみます。

●8月8日PM：ランチに、できたてヨーグルトと桃を食す
　その夕方、眼の異変→夜間病院へ
　↓
●その後「眼科受診」＝異常なし
　↓
●もしも不定愁訴（MUS)ならと「鍼灸治療」を受ける
　結構、身体に効きました！もっと受けたい！
　↓
●翌日、自分でも指圧
　同時に、自分でピップエレキバンをはる
　(「死んでいる部屋」から2箱54粒発掘した)
　↓
●数日後、全体的に体調改善を感じる（←今ココ）

ところが、これら一連の行動で、ウィルス感染の不安も発生しました。だって、病院へ2回（どちらも院内長時間滞在）、鍼灸治療のため遠出をしていて、電車にも長く乗り、意図せず普段会わない人々との交流が活発化したのだから。

ちょっと怠いのか？とか、朝夕に検温し発熱はないか？とか、夏風邪もふくめた別の病気感染の可能性をかんがえてしまい、落ち着かない日々が続く。口腔内ケアを盛んにし、いまのところ熱はありません。できるだけ外出はしたくないし、眠いとすぐ寝ます。

それと、この機会に姪との約束「お泊り誕生会」を決行しました。私が動いているので、彼女の家で開催しました。夕方、駅でショートケーキを買って一泊して、翌日の午前中に帰るという強行でお祝いしました。

このとき、姉宅で大量に繁殖している多肉植物を引き取り、姪から「タニちゃん」という名前をもらっています。

右上に刺さっている爪楊枝がなぜあるのか？というと。帰宅までに、小さな鉢が保冷バックのなかでひっくり返ってしまいました。それで、多肉の葉のあいだに土が入り込んでとれなくなってしまったのです。傷がつかない程度に、しばしば浮き出てきた土を、爪楊枝で払っています。こういうデトックスも一度にやらない方がいいみたいです。

そしてこのお盆休み期間に、あの「死んでいる部屋」から蘇生した24年前の冷蔵庫は、順調に再稼働しはじめました。冷蔵庫の棚をつくり、ヨーグルトメーカーを冷蔵庫のうえにおいています。新しい食材コーナーができました。

冷凍室は電気を通したその日のうちに氷を作り、冷蔵室は2日くらいで6～7℃になりました。これは正式な計り方で、温度計をいれた水を容器に入れ24時間冷やしてから計測しました。ほぼ現役バリバリで働いてくれています。

すごく助かっています。

まだ体調について不安はぬぐい切れていませんが、たぶん改善方向に落ち着いています。このままあと1年以上、病気も病院も縁がない方がいいですね。雪だるま式に誰にとってもリスクが増えていきます。臨んだわけではないのですが、たまたま一人の私が不調になっただけで、こんなに医療機関へ行くのです。健康に自粛できる幸せの中で、新しい未来のことを考えられる生活をしたいのに。皆様もどうぞご自愛くださいませ。

ヨーグルトメーカーで２本目の牛乳もおいしくできました！
そのヨーグルトメーカー記事続編は引き続き掲載予定です。

絵心がないせいで、ヨーグルトが躍っているようなイメージがあるのですが、描けないで迷っています。思ったように描けるって凄いことなんだと思います。

追記:2020/08/21