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はじめてすぎる一眼レフ「豆苗も春を待っている」編

東京の桜の開花は3月中旬。早いですね。
そしていま、目の前に、黒いカメラが一台。もう顔がニヤけて、ニヤけて。田んぼの畦道で、誰彼かまわず、帽子をとっては挨拶しちゃう人みたいになっています。

手に入れたのは、ミラーレス一眼。
OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡ(M.ZUIKODIGITALED12-40mmF2.8PRO)

※注釈 : ここで用いる「一眼レフ」は全て「固有名詞」ではなく「一般名詞」として用いています。2020/3/13追記

私にはどれも贅沢な機種になるわけですが、予算とにらめっこしつつ、軽いものを選びました。

とはいえ、冒険に出かけるにはあまりにも素人。でも、よかった。だって、ただいま奇しくも引篭ベストシーズン。ガイドbook片手に、カタツムリのように、家の中でカメラと仲良くなっていくしかない。

そこで今日は、試し撮りをしてみました。


そもそも、なぜいま一眼レフなのか(一眼レフ加工なし)

写真はスマホやiPadで充分。不満はないです。なのに、ほしい画を選ぼうとすればするほどカメラが欲しくなる。これって、なんなのでしょうか。わからないので、まずは触って、撮って、編集して。何が違うのか実践することにしました。

そこで、豆苗。

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これは午前中の自然光でミラーレス一眼で撮影。加工なし。
普通に撮ってもこんなに瑞々しい。被写体がフレッシュですものね。一度だけ教えてもらった「ぼかし」が背景のアラを消してくれています。

いつのまにかスーパーに並ぶようになった豆苗


姿かたちは、カイワレ大根の親玉。似たものかしらと、一度ためした過去があります。が、そもそも料理に不慣れ、親しみない食材、調理の仕方もわからず、その時は生のままサラダに混ぜていただきました。カイワレ大根よりも歯応えのある茎、強い青味。あまり美味しいとは思えず、栄養価が高いという理由だけでは気が進まない食材となりました。

ところが、先月、近所のスーパーで豆苗1パック価格78円。
二度見するほど安いです。豆モヤシに負けず劣らず安い。ということで、再挑戦してみることにして手に取った、その数日後。偶然にも、豆苗を中華のシェフがパパッと調理(NHK「あさイチ」site)しているではないですか。

このsiteで、あの硬い茎が美味しくなる秘訣を惜しげもなく披露されています。巷にあふれる情報はときに同じ顔をしています。でも、このレシピは、よくあるものと違っていて、すぐに炒めない。豆苗のクセを美味しく変えるために「湯通し」というか「油通し」してます。たったこれだけで違いがでます。中華料理では定番の調理方法といわれるものらしいですね。さっと、10秒通すだけなのに味が別物に。栄養も流れ出にくいそうです。片栗粉も忘れずに。


食べ終わった豆苗の根は、水栽培でもう一度食べられる(一眼レフ加工あり)


それも、初体験してみました。北側の窓辺に置いていても、2週間で、ここにあるくらいになります。ということは、豆苗一株39円。スバラシイ。

じゃなかった。水栽培で成長してきている同じ豆苗が今回の被写体。初々しいモデルです。

実は、人生に振り回されている間に、ベランダの鉢植えを全部枯らしてしまったことがあります。飼っていた鳥と同い年の、四半世紀もの間ずっと、花を楽しませてくれた薔薇の鉢なんて、気づいた時には黄金虫に根を食い散らかされた後でした。本当に、心が折れるというか。

でも、こうやって日照時間がないに等しい環境でも、陽にむけて仰ぎみる芽の真っ直ぐさを、あらためてみると、明日を期待しますね。カワイイけど食べちゃお。

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こちらは、ミラーレス一眼で撮影。photoshopで加工しています。
とりあえず記念すべき初撮り終了!

次回は、カメラと仲良しになっていく続きを書けたらと思います。

追記:2020/03/18リンク方法変更、2020/06/20

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