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おすすめドラマ『私の解放日誌』_気づいたこと

このドラマの後半戦の視聴を終えて1ヶ月以上経った。
明け方仕事をしながら、ふとこんな思いが浮かんだ。

自分は今、子供の頃に夢見た人間に成れただろうか?
理想の自分は?

このドラマの登場人物は誰もが羨むような生活を送っているわけではないが、現実と折り合いをつけながら自分の進むべき道というのを見つけ出していく。まだ、人生の途中ではあるが。
なんだかその余韻が、とても心地よいドラマだった。

ストーリー自体は、謎の男クさんがいなくなってから急展開はするがこれは観て楽しんで頂きたい。

日常の景色。
通勤電車で通り過ぎる景色の中に見えるビルの屋上広告。
その言葉が、自分への励ましに思えたり。

嫌なことがあって
傷ついたり

でも、幸せであることに努めようとする主人公。
彼女に降りかかる不幸に飲み込まれないようにする姿は
自分も励まされる。

私はといえば、
気がつくと、学生時代に夢見た仕事についている自分がいる。
ただ、これは理想の自分だったか?

‥なんともいえないところだが、

さくらももこのエッセイにも、王道の少女漫画家になりたかったが
最終的には形は違えど漫画家にはなったとういうエピソードがあった。

自分を褒めてあげても良いのだ。
(職業と人間性は別だが)


そしてこのドラマ、別の楽しみ方にも気づいた。
主人公(キム・ジウォン)この作品では、美人だけどちょっと陰キャな印象でセンスはあるが、主張するタイプではないため上司からは嫌味を言われながら耐え忍ぶキャラクターだが、十年前に彼女が出演したドラマでは、全く違う役柄で、そのドラマの十話まで気づかなかった。

韓国ドラマのヘビーウォッチャーの方にはお馴染みかもしれないが、韓国の俳優さんは作品によって全くの別の印象を作り出す俳優さんが多い気がする。日本の俳優はそういった人はどうも少なく感じもっと多くなると良いなあと、少ない作品数の視聴から韓国のドラマの良質さに気付かされました。

  

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