【図解】 対立構造で表現しない家事育児分担(その3:我が家のバランス)

ふと、いつワンオペしんどいな、と思うのかななんて考えてみたのですが
戦友(妻や、最近は息子も娘の機嫌取りなど手伝ってくれる)が戻ってくる、という安心感が無い時なんじゃないか、なんて思ったりしました。

朝から夕方まで一人で見るだけなら、
何なら一日一人でみるだけなら、
さほどワンオペ、という感覚もしないもので、
これが２日とか３日でも、事前に決まってれば大丈夫な気がする。
(本文とは関係ないですが)

自分も妻も息子も娘も、一人の人間だなぁと改めて思わされます。
前回に続き、図解を使って育児家事を含めた、家庭のバランスを考えてみました。
佐伯(@yonyonsaeki)です。

(前回記事続き)

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１週間が始まった、今日は日中僕がワンオペする番なので、
朝30分だけもらってnoteを書く。

理想っぽく見える分担構造

その１で書いた以下の図、みたいな対立構造の議論をする時のゴールのイメージって、どうしても、ボリューム的な均等性みたいなところに向かってしまう気がする。

なので、図にするとこんな感じのコミュニティ・リングで育児が出来る、みたいなのが"理想"になってしまうんじゃないかと思う。

なんとなく、平等っぽく見える。
が、現実的じゃないから様々な議論が起きる。

実際には、
母領域には仕事(時短)、家事が多くを占めて、小さなプライベートだけがあるし
父領域には大きな仕事領域が占めていて、プライベート時間は家帰ってからしか確保出来なかったりする。

時短の仕事をしてみたことがあるが、あれはタイムトライアルを毎日してるようなもので、保育園の迎えにいって寝かしつけるまでもワチャワチャしてるので、なんだかんだで、ずっとアドレナリン出っぱなしである。

仕事をどっぷりして、妻に育児家事の多くをお願いしていた時期も、
深く仕事に入っていて、それで成果を出して待遇を良くするのが家庭における自分の使命の一つだと思っていたし、
深く入るからこそ、仕事上の小さな出来事や変化ひとつひとつが正念場であり、ひどく重要な仕事に思える時がある。
家にいても明日、来週、来月、次年度の仕事のことを考えていて、どこで休めばいいのか分からなかった気がする。

互いにそんな生活で疲れていると、結局回復できる場所なんてないので
相手にいくら求めても解決しない。

・仕事を楽しむ
・育児を楽しむ
・夫婦の時間を楽しむ

そのために、自分の心の負荷になっている場所やタスクはどれかを考えて
アウトソースしたり、効率化して小さくしたり、
将来の不安もあろうが場合によっては、仕事や住まいを変えることも含めて真剣に考えないと、
家族一緒に仲良く、というのが難しい気がする。

理想的に均等にバランスのとれた負荷なんてものは
きっと取りえなくて、有限な時間はいつも何かですぐいっぱいになってしまう。
変化していかなければ。

雨の日の保育園の送り迎えが妻も僕も嫌で嫌でたまらなかったことがある。
ちょっと大げさではあったけれど、そのために駅近く、保育園目の前に引っ越したこともある。

妻とも相談し、専業になってもらい、僕は転職をしたりした。

今日、相手が、朝の保育園送りをやってくれるかどうか、
子供を寝かしつけ、洗濯や買い物をしてくれるかどうかは解決策にはなり得ないことも多いと思う。

視点を広げてリングのバランスを変えてくことで切り抜けていきたい。

今の我が家のバランス

なんとなく、そんな今の我が家のバランスを書いてみた。
お子さん４人とかいらっしゃると、多分表現うまく出来ないかもしれないです、すみません・・・

小学生になる息子は、一人の時間もかなり増えてきました。
でも、一緒に遊びたいと言われることも当然あり、
娘をあやしながら、満足に遊び相手をすることも難しい。

目下の悩みの一つは、全員の円が重なる瞬間というのがうまく作れないことだったりする。
円の書き方少し間違えてしまったけれど、息子も娘の面倒を独自に見てくれる時間もちょっとだけあったり、凄く助かっている。

息子とは話が合うのと、遊び方も合うので、僕が担当する部分が多い。
逆に、娘は当然まだコミュニケーションがとれない。

笑うと可愛いし、お世話をするのも全然苦ではない、離乳食をあげていて、おかゆをひっくり返すのも慣れている。
が、ずっとご機嫌をとってあそぶのがどうにも苦手で１時間以上自宅の床で遊んでいるのがしんどかったりする。

目の前のことに集中しない自分が苦手という僕の性質もある。
逆に、妻が苦手だけれど、僕はなんとも思わずに、なんなら楽しんで出来ることもあったりする。

こんな調子で、我が家は、掃除や料理、洗い物、の工程一つとってもかなりミクロに、苦手なものや嫌いなものは擦り合せをして、
ストレスのかからない方がやる、みたいな連携をとって全体の負荷が高かろうと、辛くてリングが赤くなったりしないようにしている。


大事にしていた二人の時間も、しばらくはほぼ無さそうだけれど、
たまにはベビーシッターさんや託児などを利用して、娘のリングを上にずらさせてもらって、二人でゆっくり食事なんていけたらいいなと思っている。

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