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【本】日記はうそか本当か

子どものころ大好きだった本
苦手な読書も
これならスラスラ読めた

『はれときどきぶた』矢玉四郎 岩崎書店

読んだことがある人もたくさんいると思う

小学三年生の畠山則安くんが
毎日書いていた日記を
お母さんが勝手に読んでいることを知り
お母さんをビックリさせようと
「あしたの日記」を書くことにした

初日はトイレに大蛇がでた日記
本当にトイレにヘビがでた
それからえんぴつを天ぷらにするお母さん
お父さんがお腹をこわした

次々に真実になるあしたの日記
それが楽しくてワクワクしながら
何回も読んだこの本は
大人になって読んでも
やっぱり楽しくて仕方ない

最近はあだ名を禁止していて
名前でよばないといけないけど
この本は「十円やす」などの
あだ名もでてくる

今の時代にあてはめると
小学生の闇をみている気持ちにもなる

子どもの頃に読んだ
「あしたの日記」も
大人になって読むと
また違う感想になる

ロングセラー本でしか味わえない
過去の自分との対話を
楽しみながら読んでほしい本

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