【本】ごはん作りはしんどいをなくしたい
昔は、休みの日に時間をかけて料理するのがすきで、この料理はこうやって作るんだ、と楽しみながら台所に立っていた
今は、本当にしんどい
そんな気持ちを代弁してくれた本
『本当はごはんを作るのが好きなのに、しんどくなった人たちへ』 コウケンテツ ぴあ
料理家のコウケンテツさんでも、料理大好きだけど、しんどいときもあると言っている
なぜ、ごはん作りがしんどいのか
ハイレベルな日本の家庭料理の話
苦しみが憎しみに変わるとき、など
料理にまつわる、私も同じ気持ちだと思う内容ばかり
チキンラーメンレシピの話でも、同じことを書いたけど、料理への情熱をズタズタに切り裂かれながら、毎日作らないといけないのはしんどい
チキンラーメンレシピは、チキンラーメンを材料にして料理を完成させていたけれど、この本ではコウケンテツさんという料理家ならではの簡単レシピを教えてくれるからすごくいい
第3章「考えたくない日の「手間」を排除する」は、実用的な簡単レシピがある
味付けを排除するレシピは、焼き魚に焼肉のタレをかけているし、ナムルのレシピは子どもウケがよかったレシピのひとつ
簡単なレシピを知っておくと、自分だけじゃなくて、家族にも作ってもらえたりするし、とりあえずもう一品が考えやすい
料理にこだわりのある人は、焼肉のタレや調味料にこだわれば満足感があると思う
社会の流れが、男性は仕事、女性は家庭ではなくなってきた時代に、料理の内容が一汁三菜のままは大変だから、土井善晴さんの一汁一菜を採用するか、簡単レシピを採用して、ごはん作りはしんどいをなくしたいと本気で思う
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