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【本】かがくいひろし さんという人


本屋さんで見つけて読みたかったから
図書館で見つけたときうれしかった本

子どもが赤ちゃんだったころ
何回も読んだ絵本『だるまさんが』

その絵本の作家が
かがくいひろし さん

以前NHKでかがくいさんの特集をみて
すごく興味を持った

もともとは養護学校の教員をされていて
その時の教員としての活動内容が
いつまでも私の心に残っていて
今回この本でも紹介されていたので
改めて読んでみたいと思った

かがくい先生の時代の写真もあり
優しい笑顔が絵本のイメージとピッタリ
一人ひとりの生徒に対する想いも
卒業文集の言葉からあふれている

訪問教員として担当していた生徒さんの
保護者の方の話を読むと
小さな変化に気づき
できることをみつけてくれる先生なのがわかる

生徒さんと共同でつくった絵本は
家族にとって子どものできることを
かたちにしてくれた宝物になるだろう

みんなが嬉しいとか幸せとか思える環境を
つくり出すことが天才的な人なんだと思った

その時の経験や知識が絵本にも反映されて
誰でも楽しめる作品になったんだと思う


すごく才能のある人だと編集者の方の
コメントであった

才能があってその才能を
どう活かしていくかを
常に試行錯誤しながら
努力もしていった人なのかなと思う

全てがわかったわけではないけれども
自分のもつ才能をみつけて
それを磨きつづけることで
自分の価値を高めたかがくいさんから
努力や挑戦をする大切さや
人を幸せにするための行動
あきらめない気持ちを学ぶことができる
すごい本だった

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