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まえがき

何をやるにも自信がなく、人との距離感を見失う学生生活。そんな中、物心つく前から家にあったカメラが僕の支えだった。自宅で暗室を作るほどのカメラ好きだった父親の影響で、僕も写真学校に通うようになり、自宅の風呂場を暗室化した。ご縁があって、卒業後の今でも映像の仕事をしている。ポンコツだった僕も気が付けば1児の父親となった。

noteを始める理由も書いておこう。僕自身文章を書く能力はない。小学生の時は作文が東京都の文集に掲載されたりしていて、それなりに得意だったんだけど、いつの間にか消え去った。前置きが長くなったけど、本日2023年8月1日。ゲリラ豪雨で職場が停電になった。「ボンッ」という音と共に部屋が真っ暗になった瞬間、これまでの出来事が頭の中をぐるんぐるん駆け巡った。時間にして2秒程度かもしれない間の中で、無性に過ぎ去った時間が愛おしくなった。僕が生きてきた証を、感情を、誰かに知ってほしい。大声で叫びたい気分になった。

だから僕は、何年も前に登録したままのnoteにログインすることにした。

僕のことを書き記しておこう。先に書いたように、僕は文章を書く能力はない。だから第三者が読んで面白いことはきっとないと思う。仕事のことと言えば、おかげさまで大変順調で、忙しい毎日を過ごしている。自分で言うのもなんだけど、社内外の評価が高くなってきた。人より少し写真を撮るのが上手で、動画を編集したり、雑誌を作ったりするのが得意。でもVFXやCGを使えるわけではない。「高級フレンチを作ることはできないけど、おいしい味噌汁は作れる。」をmottoとして、インハウスクリエイターとして生きている。

そんな僕の忘備録。本日より開始。子供が大きくなった時に、この記録を子どもが読んで、笑ってくれたら幸甚である。

Morning in the Kamogawa Delta. (KYOTO)


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