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デザインの発想

デザインとは、突然天からアイディアが降臨するものだと思う方が多いけど、実際問題何もない所から生み出すことは不可能。そんな神技を使えるのは、本当の神様である。僕のような凡人は如何するかと言うと、これまでの人生で目から視神経を通じて脳に蓄積された情報を、必死になって呼び起こして、ジグソーパズルを組み立てて構成している。ゆえに、何も生み出せない時の方が圧倒的に多い。むなしい。余談だけど、YouTuberが5分の映像作るのに、どのくらいの時間と金とモノがかかっているか知っている人は少ないと思う。

閑話休題、とある日のこと。子供が僕のiPhoneを触ってベロベロしていた。誰が教えた訳でもないのに、カメラモードを起動して写真を撮っている。この時点で感動しちゃう。そうして保存されたのがこの1枚。

The first photo taken by a child.

何がどうなったら撮れるのか、何が映っているのか、もはや誰にも分らない摩訶不思議な写真。僕には逆立ちしたって撮れない。むしろ逆立ちの特訓した方が早い。

ありきたりな話だけど、子供の真っ白に広がる無限の世界は本当に凄い。30歳を過ぎるまで車の免許すら持っていなかったポンコツ人間=僕が、彼女に親として出来ることは、この真っ白な世界にいろんな色や、形や、光や、音を乗せてあげること。そのくらいなもんだ。

この感情を忘れないように、いつでも思い出せるように、この文章を書き記しておく。ついでに写真をiPhoneの壁紙にする。今日も外は暑い。

こんな感じで僕のnoteは続くよ、きっとどこまでも。

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