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2月23日は税理士記念日です

2022年2月22日22時22分は寝てました。
本日は以上です。ご覧いただきありがとうございました。

…となるのはさすがになんなので、もうちょっと書きますと、とはいえタイトルの通りなのですが、2月23日は天皇誕生日であると同時に、税理士記念日となっています。

一般に知られていません。それどころか、当の税理士もあまりよく知ってません。でしたが、天皇誕生日と同じ日になったことでちょっと認知度が業界内でも上がったかもしれません。

税理士記念日の由来

2月23日は「税理士記念日」ですが、これは税理士法の前身である税務代理士法が1942年(昭和17年)2月23日に制定されたことに由来します。

日本税理士会連合会では、1966年(昭和41年)に一部の税理士会が実施した「税理士総奉仕の日」を、1967年(昭和42年)の税理士制度施行25周年を機に全国的な行事として、11月1日を「税理士総奉仕の日」と定め、全国各地で無料による税務相談を実施しました。

「税理士記念日」は、税理士の社会的活動であるこの「税理士総奉仕の日」を基盤に、記念日的性格を付与して1969年(昭和44年)に税務代理士法制定日に移して制定されたものです。

(日本税理士連合会(日税連)のHPから丸々引用)

昨今はやたらと記念日が出来て記念日ブームとなってます(最近さすがにややそれも下火になったか?もしくはゆるキャラ同様、すっかり定着したか)が、そういったブームが起こるはるか前の、69年安保の年にできたんですね。

69年安保って、自分の生まれるだいぶ前で、小説(それこそ『ノルウェイの森』(村上春樹))や島耕作シリーズ(弘兼憲史)とかでしか知らない、もはや歴史的事項です。

わたしが大学に入ったとき(といってももう20年以上前…まじか)はまだその残り香が、とある空間にのみタイムカプセルがあるがごとくに漂っていましたが、いま、もうないんでしょうね。明治大学もすっかりきれいになった。(わたしは明治出身ではないですが)

閑話休題

つまり、いまの税理士法の前身の法律が2月23日にできたから、この日を税理士記念日としたんですね。

税理士記念日の意義

この記念日の意義は、税理士の社会的使命と税理士の職能の重要性の自覚を再確認するとともに、国民・納税者に対して、申告納税制度の普及と税理士制度の社会的意義を周知することにあります。

(日本税理士連合会(日税連)のHPから丸々引用)

です。おりしも確定申告最盛期なので、多くの税理士は「アーそうですかハイハイ」という気分で、目の前の資料(申告書)の束と格闘しているかと思いますが、いちおう、この日に合わせて全国で無料納税相談を各事務所で行うことになっています。たしか。

でも、今年は社会情勢がアレなので、それはしないことにして、その代わりに税のなんでも電話相談室的なものを設けることになった、んだと思います。祝日になってしまったので明日ですが。

というわけでして、今後とも税理士の社会的使命を鑑み、業務に邁進する所存であります。

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