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【雑記】3年で様変わりした自身の強み


はじめに

色々と思うところがあり、3年ぶりにストレングスファインダー(Gallup社提供の強み診断ツール。正式には「クリフトンストレングス」。)診断を受けてみた。

ここ最近「自分自身はどのような性格か」「強みはなにか」「得意なことはなにか」「苦手な人はどういう人か」「どのような環境であれば力を発揮できるか」といった視点で自分自身を分析している。いわゆる自己分析である。(必要に迫られている背景はまた今度。)

その過程で、ストレングスファインダーのようなツールも活用することにした。単純にこうした診断系ツールは好みであり、思考・自身を振り返る軸として有用だと考えている。

有名なMBTI診断もその一種として位置付けている。ただ、ストレングスファインダーとは意味合いが異なり、ストレングスファインダーが強みを診断するものである一方、MBTI診断が性格全般の診断と理解している。つまり、MBTI診断がストレングスファインダーを内包する。性格(MBTI)の中で強みとして発揮されるものがストレングスとして診断される、という関係性だ。

遅くなったが、本noteの目的は私自身のメモである。数年後、30歳になったくらいに「ああ、当時はこんなこと考えていたのか」と振り返ることを趣旨として記載している。今後このような形でnoteを活用していきたい。


ストレングスファインダー診断結果

前置きが長くなった。以下診断結果。

筆者自身のクリフトンストレングス診断結果

すこし笑ってしまった。あまりにも様変わりしている。そして当時の環境と合わせて考えるとそれもまた面白い。当時の環境と現在の環境の違い、変化があった強みと変化のない強みの視点で見ていく。


2020年診断当時の環境

3年前の診断当時の環境はどうだったかを振り返る。

2020年は環境面で言えば新型コロナウイルス感染症(※わざわざ「新型コロナウイルス感染症」と記載する癖も、現場責任者時代、審査担当パートナーに説明するため、新型コロナウイルス感染症に関する影響を監査調書に淡々と書き連ねていたことが理由だ。今思い出した。「うzzzっざ」と思いながら深夜に泣く泣く書いた20,000字くらいのあのWordファイル、まだ残ってんのかなあ)の影響でリモートワークが始動した時期。個人的には監査法人で実力不足を嘆きつつ背伸びしていた時期にあたる。自分のキャリアを考え出したのもこの時期だったはず。

監査法人時代らしく、回復志向が1位。回復志向とは簡単に言うと現状の改善点を見つけ、問題を解決する志向のこと。欠点を指摘されてそれを治すことで成長するという考えの持ち主らしい。

なんとなく監査で踏ん張っていた時期っぽい診断結果だなと思ってしまった。関係があるか分からないが。当時は「問題を解決する」、「マイナスをプラマイ0へ」ってなんかかっこいいじゃんと思っていた記憶がある。

影響力と人間関係構築力が一切出てこない歪んだ診断結果となっている点も面白い。心を失った最悪のビジネスマン。上司先輩に欲しくない人No.1みたいな。強みがとがっているという点では理想的だが、いろいろと迷惑をかけることが多かったなと同時に反省する。フォロワーにいるけど見てくれているかな。まじでごめん。


2023年現在の環境

今はFAS業界で働いている。リモートワークなのは相変わらずだが、人と話す機会は増えている。その影響か、人間関係構築能力である「親密性」と「共感性」が上位に来ている。元サッカー日本代表の本田圭佑は環境が大事だと口酸っぱく言っているが、環境に左右される特性を利用して常に自分を追い込んできた彼だからこその説得力がある。


(再掲)筆者自身のクリフトンストレングス診断結果

変化があった点となかった点

大きな変化としては「人間関係構築力」と「影響力」領域の強みのランクインだろう。バランスのいい人間になったというべきか、人間らしい心を手に入れたというべきか。逆に言えば尖りがなくなったともいえる。

(…ああ、2020年の7月は「俺はいけるぜ」とぶいぶい井の中で独唱している頃だった。数か月後鼻っ柱を折られることになる。)

また、現在・もしくは過去の問題に目を向けてそれを解決するという「回復志向」から、未来を想像・探求するビジョン型の「未来志向」へと様変わりしている点も大きな変化と言っていい。(てかほぼ真逆じゃね?監査から離れると回復志向が弱まるのか?いやいやFDDだって基本は過去を起点に分析していくことが多かったよな。。監査法人で挫折してから自分自身の人生について考える機会が増えたから??)

現在の環境変化を起点とした内面の変化については、数年後に再度考えた方が効率的な気がする。ため、いったん放置。


逆に変化がなかった点は「内省」。今回noteを書いているのは「内省」要素が自分の中で継続しているとわかったから。頭脳活動を好む人間で、書くことでより思考が洗練され、頭が整理されるとのことだった。環境変化の激しかった中で、相も変わらず5位以内にランクインしてきた「内省」という特徴は、私が大事に大事に育てなければいけない領域なんだろうね。

さいごに

Xと文章の雰囲気が違い日記と同じテンションで書いているためか、このまま公開するか悩んでいる(するけど)。やたらと恥ずかしい。それにnagabotさんや闘魂さんのような引き込まれる文章は私には書けない。彼らのようにご自身の人間性が刻まれた魅力あふれる文章を書けるようになるには一体どの程度の鍛錬が必要なのか。

最近のモニスタさん、Remさん、冨田夏美さん、ララさん等のnote更新に感化されたのかな。「内省」が強みの私なので、皆さんの文章を読んで感化されたことを記載していきたい。


なお、ストレングスファインダーは書籍版とオンライン版がある。上位5位までの資質が分かるレポートはオンラインで3,000円、書籍だと2,420円(中古だと診断が受けられないので注意)。34位すべての資質を知りたい場合は、オンラインから買うことができる。

私はまず書籍を買い、コード入力をして診断を行った後、プラスで課金して34位すべての資質順位が分かるレポートを買った。そちらは数千円するため、興味がなければわざわざ買わなくてもいいと思う。



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