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研究室のゼミってなに?


こんばんはー。
春から大学院生になるよねです。
今はまだ大学4年生で卒論に追われています😅
卒論の息抜きとして記事を書いてます。
毎回、研究室の日常とかを書いたりしてるのですが今日は研究室のゼミについて説明しようかなって思います。研究室に入るまではゼミってなに??って感じだったんでゼミをやったことがない人に少しでもわかってもらえたらなって思って書いてます。


研究室のゼミって??

 僕の研究室ではゼミが週に1回あります。1回のゼミで2人発表します。基本的に先生→大学院生→学部4年生→学部3年生っていう順に回ってきます。最後の学部3年生まで発表したらまた最初の先生に戻るって感じです。
 発表する内容は論文を紹介する文献紹介と自分が今している研究を報告する研究報告があります。1年に研究報告が5回、文献紹介が2回回ってきます。

文献紹介

 まず文献紹介について説明してきます。簡単に言うと英語論文を1つ読んでそれをみんなに紹介します。読む論文は自分で選んでいいんだけど内容が薄かったりデータの信用性がなかったりすると先生に怒られるのでなるべくいい雑誌に載ってる論文を紹介します。でも、いい雑誌に載ってる論文はどうしてもデータ数が多かったり結果が複雑だったりするのでハードワークになっちゃうんですよね😅
なので、先生に怒られるか難しい論文を読むかの2択になっちゃうわけです笑。みんなだいたいハードワークの方を選びますね

 英語論文を読んだあとはみんなにわかりやすく説明するために資料作りをします。この研究がなぜされたのかとか、なんの変異体を使ってるのか、実験の方法の説明、データについて資料に詳しく書きます。実験の方法が難しかったら自分でわかりやすいように図を載せたり、語句や研究背景がわかりにくかったら他の論文を読んで引用したり分厚い専門書から持ってきたりします。この資料づくりがほんとに時間がかかるんですよね。ゼミのときは質問が多くされるんですけどかなり突っ込まれるので細かいところまで資料に間違いがないか念入りに確認します。

 僕の場合は1ヶ月前に論文読み始めて2週間前から資料づくり1週間前に資料の確認、スライドづくりをします。スライドはパワーポイントで作成します。資料で大事なところ実験の結果とかをてきとうにのせておわりです。同期の子とかは3、4ヶ月前から始めますね。僕は一気にやっちゃうタイプなんですが、同期の子からはもっと計画的にしろと言われます笑笑。大学院生の先輩たちはめっちゃ慣れてるから3日前とかから始めますね。大学院生の方は説明も上手いし資料はわかりやすいでほんとに尊敬します。初めて文献紹介する3年生とかは論文を読んだり資料つくるのがとても大変なのでよく苦労してますね。

研究報告

 研究報告は自分の研究の結果とかを報告しますね。パワーポイントのスライド16枚くらいにまとめて報告します。約15分くらいかなー。この研究報告では学会とかと違って間違ったところも報告します。例えばこの実験失敗したーとかですね。それを研究室のメンバーがこうやった方がいいよとかアドバイスしたり、逆にこの方法で合ってるのとかもあります。文献紹介とはちがって話し合いって要素が強いですね。けっこう研究報告で発表したりすると自分の間違ってるところわかってスッキリしたりします。あと学部生の僕からすると院生や先生方からアドバイスをいただけるというのはとても貴重な機会です。
 研究報告の場合は1週間前からスライドづくりを始めます。文献紹介よりもだいぶ軽いですね!!

座長とは

 次に座長について説明します。うちのゼミでは一回のゼミで必ず1度は質問をしなければいけません。誰か1人でもしてない人がいたらゼミが終わらないんです。で、ゼミで1番質問回数が少ない人は次会のゼミで座長になります。座長とは発表者1人対して一回は必ず質問しないといけません。例えば今日は2人発表する時は2回質問するって感じです。いわば座長は罰ゲームですよね笑笑
 みんな座長になりたくないがために頑張って質問します。


おわりに

 どうでしたか?少しでもゼミのイメージつきましたかね??簡単に説明したのでもし他にここ知りたいって言うのがあればコメントで聞いてください🙇‍♂️
 まぁゼミは最初はきついけどだんだん慣れてくると学ぶ機会としてはもってこいになってきます。資料もあるし質問もできるし、自分の分野いがいのことを知れる機会なので院生の方は真面目に受けてますね。まだゼミ受けたことない人は最初は大変だと思いますが頑張ってくださいね☺️

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