見出し画像

noteを始めてみる。2019年9月15日。

noteを始めてみる。2019年9月15日。

記念日でもなんでもない何の変哲もない日だけれど…、と書き出そうとして、そうではないことを思い出す。

4年前の今日は、今勤めている地元密着の印刷・出版の会社での勤務初日。立派な人生の節目だったっけ。

実は、noteをはじめたのには、その勤務先が少しばかり影響しています。
JAGATという業界団体が8月に開催したセミナーで、ピースオブケイク代表の加藤貞顕さんのセッションがありました。(リンク先の一番下)

(と思ったら、ピースオブケイクとしてのリリースもあった。なにこのかっこよさの違い…)

業務に直結する内容ではなかったのだけれど、、、
前の時間帯のセッションに申し込んでいたこと、WEBメディアの動向についての情報収集という正当な名目はあったこと、そしてなにより、「これはここで聴いておいたほうがいい」という直感が急に降ってきて、ポチッとした次第。

で、お話自体は、加藤代表のこれまでの歩み、創業以来の事業展開、そして、noteというメディアの仕組みや人気コンテンツの具体例という、業界の勉強会としては必要十分な内容。
もちろん、変なビジネスセミナーじゃないので、「ガツンと殴られたような一言」とかがあったわけでもありません。

でも、、、。
「クリエイターのための」「クリエイターのための」「クリエイターのための」…、この言葉が、講演の中に繰り返し繰り返し出てきて、じわじわじわじわと、心に沁み込んできたのです。

そのときまで、文章を書くことは好きだったけれど、自分がクリエイターだと思ったことなんてなかったのですよ。

仕事で書く文章のほとんどは、インタビューで聴いたことや既存の情報を「編集・加工」したもので、創ったものじゃない。
比較的マメに書いているFacebookも、立ち上げたあとに完全に放置状態になっているブログも、まず自分自身のログとしての役割が先にあって、それにプラスして、身近な人や遠くの旧友に近況を知ってもらえたら、という感じ。

でも、加藤代表のお話を聞いているうちに、「せがれが保育園のときに考えたものの、まだどこにも出していない絵本のシナリオ」「Facebookでたまに書くコラム的な投稿」「学校行事での式辞」などなど、そういったものが私なりの『作品』なんじゃないかって思えてきたのです。

これまではずっと、「いずれは真面目にブログに取り組んで、地域活動のログと一緒に、そういったものもアップしていこうかな」と毎日思い、毎日挫折していました。
これは筋金入りで、非デジタルでも、毎年スケジュール帳と日記帳を買っては、ほぼ白紙のまま一年が終わるとういう有り様。メモ魔の人と遭遇すると、物質と反物質のように対消滅してしまうんじゃないかというレベル。

それが、講演を聴いたあとには
「でも、作品として残したい文章を、不定期でnoteに上げることならできるかもしれない」
と、まあ、そう思ってしまったのですなあ(遠い目)。

まあ、まとめると、WEBサービスの動向を学ぶために参加したつもりが、noteのサービスの趣旨やインターフェイスに魅せられて、自分がなにかしたくなってしまった、ということです。

それから3週間余り、何の計画性もないながらも、そろそろ重い腰を上げるかと一歩目を踏み出したのが本日。

さて、今日が4年前と同じような人生の節目になるのか、、ならないのか、、ならねば!

#note書き初め #noteはじめました #エッセイ #JAGAT


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?