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2壁に対する一思考

お久しぶりです。
今はHIBANAってチームに入っています、YONE(よね)です。

HADOアドカレ部のぶちょう。から催促をいただいたので、最近自分が見ているHADOの見え方について書いていきます。

なお、今回のnoteは #HADO Advent Calender に掲載するものです。

では、本編です。

1.2壁に各チームがどう対応するのか

個人的には、2022年AUTUMN/WINTERシーズンは、「2壁に対する回答を各チームがどのように用意しているか」なのかなと感じています。

ここで書く「2壁」とは、3vs3で実施するHADOの試合の中でアタッカーを1人だけにして、残り2人でアタッカーを守りながら試合を進め、最小失点で乗り切る戦術を指します。この戦術を使うことで、相手に継続したストレスを与えることができ、相手のワンミス(=2壁を相手するうえで致命的になる失敗)を誘発できる一方、アタッカーが1人しかいないため、アタッカー2名による連携ができないことが考えられます。

直近、HADOの環境の中心に2壁という戦術があり、それに対する対処をどのようにするのか各チームが考える、というのが大きな大会を勝つうえで避けては通れないテーマになってきています。

2022SUMMERシーズンまでは各チームが2壁への対抗策を考えている風潮が大きかった印象でした。ですが2022SUMMERシーズンが終わった後に実施されたステータスの調整、およびトップチームによる2壁への対抗策の確立により、2022年AUTUMN/WINTERシーズンに入る段階である程度の対抗策が見えてくるようになりました。

今回の記事では、これらの対抗策および(想定される)考え方について触れ、皆様がこれから、各チームが2壁への対抗をどのように考えるのかを見るための物差しの一つとなれればうれしいなと考えています。

(注釈)
以降では、「2壁が怖いから2壁使っとこう」という考え方には触れません。筆者はもうその考え方は時代遅れだと思っているためです。
また、これから開催されるWINTER CUP予選に影響することを避けるため、チーム名を挙げる際はシード権を獲得したチームのみ言及しています。「他のチームはまだ練度が低いから書いていないんだ」など思わないでいただけると幸いです。

2.2壁への5つの考え方とメリット/デメリット

自分は以下の5つに分かれると考えています。

① 圧倒的能力差でねじ伏せる
② 早く相手の優位を崩す
③ アタッカーの役割分担を明確にする
④ 2壁を圧倒的な練度にする
⑤ ①~④の考え方を組み合わせる

それでは上記4つについて解説します。

①の考え方とメリット/デメリット

①は、「相手が2壁だろうと何だろうと同じ戦術で勝てばよい」とする考え方です。直近成果を残しているチームだと「Arc-A's」が似た考え方をしているように感じています。

「ステータスのじゃんけん負け」が発生しない一方、圧倒的な個人能力とチームでの連携が必要になるため、この考え方を採用するハードルは②③と比較して高いと想定しています。

②の考え方とメリット/デメリット

②は、球数を多くして相手の優位(=相手から一方的に壁を押し付けられる時間)を減らそう、という考え方です。つまり、チャージに大きく重きを置いたステータスを用意する考え方ですね。
直近成果を残しているチームだと「UNIcorn」が似た考えをしているように感じています。

相手から一方的に壁を押し付けられる時間がかなり減るため、相手が2壁であった場合に無類の強さを誇りますが、チャージに大きく重きを置いたステータスがどのように立ち回るかが非常に練度を要求される考え方だと思っています。
この辺の考え方を把握したい方は、UNIcornのYukiPo選手が使っている試合を探してみてください。個人的には彼女の動きが②の考え方の肝になる、いわば先生のような動きだと考えています。

③の考え方とメリット/デメリット

③は、相手の壁があっても相手の隙をついて攻撃できる能力を保有している選手を1人用意し、残りの2人で相手の壁を割りつつ、1人で攻撃するという考え方です。
この考え方は「Arc-A's」が一度大会で試していたり、最近暴れているあのチームもよく使っていたりしますね。

③は①と②の中間択のように感じています。バランスが良いので比較的使いやすい一方、アタッカーそれぞれの認識をしっかり合わせる必要があるような気がしています。個人的にはまだ対策が練られていなくて困った!という人は練習で一度これを試してみるのもいいかなと感じています。

④の考え方とメリット/デメリット

④は他と圧倒的に毛色が違うのですが、「2壁を十分に使いこなして2壁の練度で圧倒しよう」という考え方です。直近成果を残しているチームだと「57☆TOKYO」や「Arc-A's」がこの考え方を採用しているように見えます。

①~③などの考え方をしている、練度が高いチームと対面するときに対応力が求められる一方で、練度が足りていないチームには無類の強さを誇ります。

⑤の考え方

⑤については、複合的な考え方になるため、具体例のみを記載します。メリット/デメリットまで記載すると投稿時間に間に合わない非常に文章量が増えてしまうため、ここでは記載を避けます。気になる方はDMを送ったり個別に聞いたりしてくれると嬉しいです。

  • ①×③ ①のステータスで役割分担を明確にする(例:UNIcorn

  • ②×③×④ 一人がチャージャー&サブアタッカー&サブタンクを兼任する(例:HIBANA

3.最後に

これはあくまで自分がHADOの大会を見ていてこのように考えている、ということです。各チームがどのように考えているのかなどを書いてあるわけではないので、「XXチームの対策にこれを読んだのに使えないじゃないか!!!」などのクレームは一切受け付けません。

ここまで読んでくださった中でHADOをあまりやったことない方は、
東京/神奈川/埼玉/千葉に在住の人はお台場で開催されているHADO Academyに入ってください!
進んでいけばチームを作るための施策や、個人の能力向上を目的としたイベントが開催されます!
それ以外の方はHIBANAに相談してみてください!何らかプラスになることが提供できるかもしれません。

それではこれで以上とします。

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