ジャズは言語である。英語の勉強法が役に立った話。


ジャズギターは基礎練習で決まる。基礎練が楽器との一体感を養う。



ジャズを10年ちょいやってきた。
英語の勉強と似たやり方で学習するとよい。

僕は受験の時1年で英語のセンター試験の得点を120点→192点(200点満点)まで伸ばしました。その時に自分が取り組んだことを書いてみます。
英語の試験で必要とされる能力は以下の5点

①単語
②文法
③長文読解
④リスニング
⑤スピーキング

そして、
すべてにおいて土台となる能力は
①単語力

につきます。
僕は受験の時、ターゲット1900を毎日取り組んですべて覚えました。
そして単語力をつけることで得点が飛躍的に、ぶれずに伸びていき、
センター試験本番では192点をとった。
直前期では過去問演習で毎回同じくらいの点数を取っていたので、本番はとても楽しんで向かいました。

単語を覚えるコツは

”できるだけ多くの感覚を使って覚える”

です。

スペルを見ながら(視覚)、手を動かして書きながら(触覚)、発音しながら(聴覚)
ゆっくり覚える。

まずは10個くらいの単語を覚えることからはじめ、

次の日は1~10個の復習+11~20個の単語を覚える。

この作業を100個単位で繰り返す。

僕が自分でジャズの練習法が分かってきたのは、スケール練習を英単語の練
習と同じように、いろいな感覚を使って覚えるようにしてからです。

ジャズにはいろいろなスケールが存在するけど、なんといっても一番大事なのは「Cメジャースケール」、ピアノの白鍵部分のスケールです。

ピアノの白鍵ドレミファソラシドの位置を頭にイメージしながら、ゆっくり一つのポジションでドレミファソラシドを弾きながら、音を発音しながら、弾いていく。

「自分が今ギターで弾いている音を、ギターの指板とピアノの鍵盤の位置を頭の中で一致させる」

という練習です。

これをすべてのポジションでやる。

Cメジャーが終わったら、他のすべてのキーD,E,F,G,A,B、からフラットをつけたキーまで(全部で12keyある)やる。

めちゃくちゃ時間はかかるし、集中力も使います。
しかし、得るものは大きい。

かなり集中力を使いますが、毎日続けていると弾きたい音のイメージと実際に出てくる音が一致してくることが実感できます。

もし今ジャズの勉強法に悩んでいる方がいたら、参考になると思います。

お読みいただきありがとうございました。

オリジナル配信してますのでよかったらお聴きいただけると嬉しく思います。
『Parallel World』
https://on.soundcloud.com/vW39i

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