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統一原理注解 復活論➖④再臨復活からみた見た宗教統一

世界の主だった宗教とロゴ

世界には色々な宗教がある。キリスト教、イスラム教、シーク教、ユダヤ教、ネテーブスピリチャリテイ、儒教、神道、シャイナ教、仏教、バハイ教、道教、ヒンズー教など様々な宗教が存在する。それに加えそれぞれの宗教の教派がある、その数は数えきれないほどある。

もし人類始祖アダムとエバが堕落しなければ宗教も必要なかったであろう。神様の創造理想はアダムとエバが完成して結婚し、神様の三大祝福(①生育せよ②繁殖せよ③万物を主管せよ)を完成したなら、家庭、民族、国家、世界と広がり神様を中心にして1つの世界、1つの言語、1つの文化、1つの伝統ができていた事でしょう。そこが神の国、地上天国なのである。そして、死後の永遠の世界においても天上天国を築き、神様と共にある永遠の幸福の世界に住んでいた事でしょう。

しかし人類始祖アダムとエバの堕落によって土(万物)よりも劣る身になってしまった。個々人においては原罪を背負い、心の中で善悪の葛藤をし、心と体は相克し常に悩める存在になってしまった。原罪のある男と女が結婚して、原罪のある子供が生まれ、そこには家族の平安や幸福は訪れず、夫婦の不信、親子の断絶、兄弟姉妹の葛藤が待っていた。そんな矛盾を抱えた家庭が集まったのが社会、国家、世界である。相手のために生きる事を忘れて、常に自己中心とした生き方は葛藤、不信、不倫、窃盗、詐欺などの社会を作り、これが世界に拡大して戦争などが起こる。これが正に地上地獄で、地上で善をなさないで死んで霊界に行けば当然天上でも地獄の世界に行くことになる。神様の創造理想とは全くかけ離れた世界になってしまったのが今日の世界だ。

親であり、創造主であられる神様は我が子(人類)の悲惨な世界を眺めて、私達以上に心を痛めて悲しまれていらっしゃる。それは人間の親が我が子が不幸に陥った姿を見て、子供以上に嘆き悲しむのと同じであり、神様はそれ以上だ。人類の親なる神は人間の不幸な姿を見て放っておかれる筈がない。だから、そんな人類を救う為に聖人義人を遣わして宗教を起こし、善を説き、人間として生きるべき道を教え導いてこられた。この聖人義人がイエス様であり、仏陀様であり、モハメット様であり、孔子様達である。それぞれの地域性に合った宗教を起こし、中東ではユダヤ教、イスラム教が起こりアフリカやアジアに広がった。アジアでは仏陀や孔子が生まれ仏教、儒教がアジアを中心に広まった。そこに、神様はひとり子イエス様を選民イスラエルに送られた。当時全ての道はローマに通じると言われていた。選民イスラエルがイエス様を受け入れて、それがローマに伝えられて、イスラム教、仏教、儒教がイエス様と連結して世界は一気に救いに至る神様の御計画であった。しかしユダヤ教を始め選民イスラエルがイエス様を不信し十字架に付けて殺害した為、神様の人類救済の計画は挫折してしまった。

十字架上のイエス様は「どうぞ彼らを許したまえ、彼らは何をしているかわからないのです。」と十字架にかける人々に対してとりなしの祈りをされた。亡くなられたイエス様は3日後に霊的に復活され、イエス様を裏切った弟子達を再び集められて、再び来られると約束された。「しかり、私はすぐに来る」(黙示録第22章20節)。イエス様の言葉を信じて再出発したのがクリスチャン達である。イエス様が再臨されて失われた神の国を創られる。イエス様から2000年過ぎた今が正に再臨の時である。

では今が再臨の時とすれば、どの様にして多くに分かれている宗教統一がなされるのであろうか。神様には秘策があった。統一原理の本、原理講論には次の様に書いてある。
「歴史上には数多くの宗教が消滅した。その中で影響力の大きい宗教は、必ず文化圏を形成して来たのであるが、文献に現れている文化圏だけでも21ないし26を数えている。しかし歴史の流れに従って次第に劣等なものは優秀なものに吸収されるか、あるいは融合されてきた。」「数多くの国家興亡の波の中で結局、極東文化圏、インド教文化圏、回教(イスラム教)文化圏、キリスト教文化圏だけが残されて来たのであり、これらはまた、キリスト教を中心とした1つの世界的文化圏を形成していく趨勢を見せているのである。」

結論はキリスト教における再臨が実は仏陀様の再臨でもあり、モハメット様の再臨でもあり、孔子様の再臨でもあり、その他宗教の再臨をも兼ねている同一人物である。そのお方はキリスト教の目的成就のためだけに来られたのではなく、全ての宗教の疑問も解決し、救いの目的も成就されるのである。従ってこられる再臨主は様々な宗派に分かれたキリスト教を統一されるだけでなく、全ての宗教を統一される。そのお方は超宗教超国家運動を展開されて来られた。それ故にそのお方は決して他の宗教を批判されず、かえって宗教和解、一致を推進されて来られた。そしてキリスト教徒として亡くなられた方々は霊界から地上人のキリスト教徒に再臨復活し、協助しそのお方はに繋がる様に促す。亡くなった仏教徒は地上の仏教徒に再臨復活し、協助してそのお方につながる様に促される。他の宗教も同じ様に再臨復活し、協助して、最終的に宗教統一を成していくのである。

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