【就活振り返り】適当に生きてきた22卒が迷走した話(2)
こんにちは、よなかと申します。
今回は3年生の冬頃のお話をしていこうと思います。(1)でもちらりと書いたのですが、当初志望していたエンタメ業界の高倍率ぶりに心が折れ就活へのモチベーションが急激に下がった結果、秋は全く就活をしていませんでした。高校生がテスト前に言う「俺、全然勉強してないわw」と一緒にしないでください。ガチのやつです。
ということで(2)は冬頃から始まります、よろしくお願いします。
1、D社との出会い
やる気を失っていた私が再び就活を始めるきっかけになったのは、以前インターンに応募していたD社からのメールがきっかけでした。D社は特定の業界に向けて書籍を出版している専門出版社です。就活サイトで発見し夏のインターンに申し込みをしていたのですが、新型コロナウイルスの影響で延期になったと連絡があった後にしばらく音沙汰がなかったため忘れていました。ごめんD社……。
メールは夏のインターンに申し込んでいた人へ向けた冬季オンラインインターンの案内でした。就活を全く進めておらず、いいかげん焦りが出てきていた私はもちろんインターンに参加をしました。当日は簡単なグループワークや社員さんとの交流をし、アイスブレイクのつもりがちょっとしゃべりすぎちゃったえへへなんて可愛いミスをしつつもおおかた無事にインターンを終えます。就活へのモチベーションや志望業界(専門出版)を見つけたことでとてもよいきっかけになったと思っていたのですが、今思うと私はここで大きな失敗を犯していました。
2、私がした失敗
私がした失敗とはずばり「自分の意思を無視していたこと」です。エンタメ業界を諦めしたいことがなくなった私は、「やりたいこと」ではなく「向いている仕事」を探そうという考えになっていました。自分でいうのもなんですが、私は比較的社交的な性格をしており年齢の離れた方とお話をするのも苦にならないという長所があります。そのため、自己分析や他己分析を重ねるほど営業職に向いているという結果が出ていました。このような結果からD社のインターンは営業職志望者へ向けた回に参加しましたし、この時期以降しばらくは営業職ばかり探すようになっていきます。しかしある時ふと思います。
ア待って全然営業とかやりたくない
ノルマとかあるし定時で帰れない可能性が高いしあれいいことないな!?定時で帰ることができてノルマがない営業も探せばあるとは思うけどそんな調べるほど営業やりたくないなあ。と。どうりで志望動機が書けないはずです。だってやりたくないんだもん。
もちろん就活を行ううえで自分に適した仕事とは何か考えることは必要ですし、それを軸に就活を行うことも一つの正解だと思います。ただ、当時の私は早期内定が欲しいという焦り・企業の求める人材になることだけに気を取られ、自分の気持ちに耳を傾けられていませんでした。年明けの3月ごろからとうとうメンタルに異常が出てくるのですが、これは将来への不安のほか、無理やり作ったこの就活の姿勢にも原因があったのかなと思います。
就活は選ばれる側という意識から自分を企業に合わせてしまいがちですが、入社した後のことを考えてもそれはとてもリスキーな行為ですよね。お世辞にも良い就活をしたとはいえませんが、こんな私から後輩に何か伝えられることがあるとすれば、どんな条件でどんな仕事がしたいか(要するに会社選びの軸)を明確にしておくことかもしれません。わたしの場合は首都圏から出ずに土日が休めてある程度決まった仕事をこなしていくような仕事、というのがそれでした。
また長くなってきてしまったので今回はここで終わりたいと思います。今回はまじめな要素が強めになってびっくりしました。次回はある意味目玉(?)のメンタルを崩してからの話ができたらいいなと思っています。内容の暗さを文章の不真面目さで中和できるように頑張りたいと思います。
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございました!
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