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Animals As Leaders のライブに行ったよ、ちょっと前に

クラシックなプログレが好きな私は、プログレメタルはおろか、現代のバンドをほとんど知らない。
数年前にTwitterで見た、演者に煽られる手拍子が難しいライブ動画的なのが回ってきて、Animals As Leadersを知りハマった。
(一番聴いたアルバムがThe Joy Of Motionなんだけど、気づいたらサブスクからなくなってて絶望。)

余談
[現代プログレってジャンルにもあんまり詳しくない。ただ知りうる限りのバンドが、私のイメージするメタル的サウンド(特にギターのサウンド)を幾らか持ってることが多い気がする。なんでだろう。
(一時期、Theive's Kitchenにめっちゃはまった。一番好きなのはOne For Sorrow, Two For Joyってアルバム。)]

余談2
[メタルというのをちゃんと体系的に聞いたことがないし、知識もないから、何がメタルらしさなのかはわからないけど、メタルというジャンルによく見られる、隙間があったらそこに音を埋めていくみたいな音楽性に整然さやストイックさみたいなものを感じて好き。]

三月中旬ごろまでTwitterから長らく遠ざかっていた。久しぶりに見ていて見つけたライブ情報。チケットは余ってるし、暇だし、それもお手頃価格(ドリームシアターは予算オーバー…、残念)。

The Joy Of Motionはもう聴けないので、(しょうがないから、)新作アルバムを何回も予習してライブに望んだ。
クラシック畑出身の私は所謂ライブってものに馴染みがなかった。ライブに行ったことがないわけじゃないけど、オールスタンディングは本当に初めて。怖そうな人に絡まれたらどうしようと、ドギマギだったけど、大丈夫だった。(場に馴染めてはなかったけど)


ライブ始まる直前

ライブが始まり、場内の盛り上がり方は、勿論クラシックのそれとは違くて、これはいいもんだなーと思った、本当に。
あと、そもそも、スタジオ録音派でライブ盤を全然聴かない自分は、ライブなるものに演奏としての期待をそこまで抱いていなかったのだけど、それは凄まじいものだった、本当に、本当に。
一寸の狂いすら感じさせないアンサンブル力。そもそも、あの展開をどうやって覚えてるの…?って思った。
それでていて、軽々全てをやってのける。(ドラムだけエネルギー消費量がすごそうで面白かった)凄すぎだ…。
(ふと、トシンアバシの弾く長いフレーズってアランホールズワースっぽいと思った)


人の隙間から辛うじてトシンアバシ
始終人の良さを垣間見せるハヴィエルレイスと高カロリーなマットガーストカ

あと、音響がとってもよかった気がする。(よく知りもしない自分がよかったなどと評価的に言うより、あの音響が好きですって言うべきなのかもしれないけど。)
多くの時、高音が強すぎだったり、中音が強すぎだったり、音抜けが悪かったり、何かしら不満なんだけど、がーがー鳴ってる割に各音が聴き取りやすく、シャキッとした音像で、かつ不快無く全身で音が感じられるような低音。快適だった。

総評
本当に、行って、よかった!!

(ワンドリンクのジントニックと帰り際にSpotify有料会員限定チケットでがぶ飲みしたモスコミュールでいつもより妙に酔っぱらった。なんでだろう。まあ…、より楽しい気分に浸れたのでよかった。)

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