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韓国ドラマ「二十五、二十一」撮影ロケ地、コ・ユリムのお母さんの食堂「コッキリ粉食」こと、「孝子粉食(ヒョジャブンシッ)

アンニョンハセヨ、夜鍋です。
NETFLIX(ネットフリックス)でも配信されている2022年2月スタートの韓国ドラマ「二十五、二十一(スムルタソッ、スムルハナ)」(キム・テリ、ナム・ジュヒョク主演)で、アイドルグループ・宇宙少女のメンバー、ボナが演じるコ・ユリムのお母さんが営む小さなトッポッキ店「コッキリ粉食」が撮影されたお店を訪問しました。

撮影場所は、ソウル市の観光名所で古宮の「景福宮(キョンボックン)」の西側・西村(ソチョン=宮殿の西側の村という意味)エリアにある「孝子粉食(ヒョジャ・ブンシッ)」です。西村の中心が「孝子洞(ヒョジャドン=「洞」は日本の町に相当)」で、この辺りには地名の「孝子」の名前がついた店舗が多くあります。ちなみに、お店の向かい側にある壁は学校のものになります。

孝子粉食・外観
©tvN DRAMA Youtube

ドラマでは看板や軒先テント、窓ガラスの装飾等々が変更されました。ドラマに出てくるお店の名前は「コッキリ粉食」と言いまして、コッキリは「象(ぞう・エレファント)」という意味で、窓ガラスをよく見てみると象さんがいますね(笑)。粉食(ブンシッ)は、小麦粉を使ったメニューを出す食堂がよく使う名称で、ドラマではトッポッキ専門店として登場しましたね。

ユリムがよく座る壁側の席
©tvN DRAMA Youtube

外観も年季が入っていますが、店内も古い昔ながらのスタイルです。厨房とテーブルが同じ空間に有り、テーブルも6席しかない、こぢんまりとした店内です。

メニュー表

ドラマでは、トッポッキやスンデのお店として登場しますが、ドラマのメニューは実際のお店ではほぼ食べられません。実際のお店は、キムチチゲ、テンジャンチゲ、ビビンバ、石焼ビビンバ、カルグクス(手打ち麺)、ラーメンなどが食べられる、日本からの観光客が思い浮かぶ「ザ・韓国料理」が食べられる食堂で、おひとりさまでも食べられるメニューばかりです。値段も6,000ウォン前後と安い値段でいただけます。

キムチチゲ

この日は一人でぶらりと訪問して、注文したのはキムチチゲです。そんなに辛くなく、キムチの味がよく染み込んでいて、ご飯がとても良く進む味でした。思わずご飯をおかわりしようかと思いましたが、思いとどまって腹八分目にしておきました。

©tvN DRAMA Youtube

ドラマでは、ユリムのお母さんがとても素敵な方で、設定上とても苦労している方なのですが、娘にはそんな素振りをみせず、ナ・ヒドにも優しく接してくれます。

家族や親戚の結びつきが日本よりも強い韓国なので、韓国ドラマでも両親がよく登場します。ドラマのお母さんはパワフルだったり、自我が強かったりする方の登場が多い中、まれにみる庶民派で人格者だと思います(笑)。

ソウルの中心部、観光名所の近くにあるので、いつかの韓国旅行の際に立ち寄ってみるのも良いと思いますよ。カムサハムニダ!


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