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韓国ドラマ「二十五、二十一」撮影ロケ地まとめ ~ 慶州(キョンジュ)編

アンニョンハセヨ、夜鍋です。
2022年2月スタートの韓国ドラマ「二十五、二十一(스물다섯 스물하나・スムルタソッスムルハナ)」。NETFLIX(ネットフリックス)でも配信されているので、日本からでもリアルタイムで視聴なされている方も多いのではないでしょうか?

ドラマの主人公で、フェンシングの韓国代表になることを夢見るナ・ヒド(キム・テリ演)。第5話までに見事に代表選手に選出され、第6話~第7話で、代表選手として慶州(キョンジュ)で開催される「第13回 アジア大会」に出場します。

(ちなみに当時のアジア大会・開催都市はタイのバンコクで、また過去に慶州でアジア大会が開かれたことはなく、慶州大会というのはあくまでもドラマ・オリジナルの設定になります。)

背景地図 ©KAKAO MAP

慶州(キョンジュ)市は、韓国の三国時代、高句麗(こうくり・コグリョ)、百済(くだら・ペクチェ)、新羅(しらぎ・シルラ)のうち、後に三国統一を果たす新羅の首都で、千年の歴史をほこる古都です。日本では「京都のような」と形容される事がありますが、京都のように建物が多く交通網が発達した大都市ではなく、のどかな盆地に、ポコポコとした古墳が多数ありまして、個人的には「奈良」の方がしっくりきます。

1.フェンシング競技会場

慶州にある施設での競技という設定ですが、競技を行う内部も、中継を行う競技場前も慶州の施設ではなく、仁川(インチョン)の江華島(カンファド)にある「コインドル体育館」で撮影されました。慶州の街並みに、ドーム型の立派な競技場が映る空撮シーンがありますが、その場所に競技場はないので、CGでの演出ですね。


2.コモドホテル慶州

選手らが宿泊していたホテルは、慶州の普門湖(ポムンホ)の湖畔リゾートホテル「コモドホテル」です。この辺りは慶州市内と観光名所「仏国寺」「石窟庵」の中間に位置する慶州のホテルリゾート地で、部屋のテラスからは広大な湖が眺められるホテルがほとんどです。


3.日本人選手と会う永川(ヨンチョン)駅

決勝戦を目前にしてトラブルが発生したヒド。準決勝で対戦した日本人選手を追いかけて、慶州の隣町にある永川(ヨンチョン)駅へとひとり向かいます。

実際の永川駅はとても大きな駅で、劇中に登場した小さな駅舎は、慶州駅と永川駅の間にある乾川(コンチョン)駅です。


4.慶州駅

一難去ってまた一難。列車が遅延して試合の開始時間に間に合わなくなってしまう可能性が。そんな時に自慢のクルマでさっそうと迎えに現れたペク・イジン(ナム・ジュヒョク演)。

ふたたび戻ってきた慶州駅のプラットホームは、前述の乾川(コンチョン)駅ですが、駅舎や駅前は実際の慶州駅がそのまま使われました。ソウルへもどる際に切符を買うのは、慶州駅ではなく、やはり乾川駅です。

慶州(キョンジュ)駅も乾川(コンチョン)駅も、撮影当時は旅客列車が運行していたと思いますが、2021年12月末に新線へ切り替わって、廃駅となりました。乾川駅は分かりませんが、慶州駅は1918年に開業した歴史ある駅舎なので、鉄道記念物に保存されることになっています。

<紛らわしいので、比較表>

【ドラマ】永川(ヨンチョン)駅・駅舎
【撮影場所】乾川(コンチョン)駅・駅舎

【ドラマ】慶州(キョンジュ)駅・プラットホーム
【撮影場所】乾川(コンチョン)駅・プラットホーム

【ドラマ】慶州(キョンジュ)駅・駅舎、駅前広場
【撮影場所】同じ

【ドラマ】慶州(キョンジュ)駅・チケット窓口
【撮影場所】乾川(コンチョン)駅・チケット窓口


ペク・イジンが、外国人男性(後に大会関係者と判明)と一緒に食事するトッカルビ(韓国式ハンバーグ)の立派なレストランはどこだか分かりませんでした。いつか訪問してみたいので、ご存じの方いらっしゃたらお知らせください!

カムサハムニダ!

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