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韓国ドラマ「二十五、二十一」撮影ロケ地まとめ ~ 江原道(カンウォンド)・東海岸編

アンニョンハセヨ、夜鍋です。

NETFLIXでも配信されている韓国ドラマ「二十五、二十一(スムルタソッ・スムルハナ)」。本稿を書いているのは、まだ放送途中ですが、江原道(カンウォンド)の美しい海が良く出てきましたので、まとめました。早速、見ていきましょう。

韓国・東海岸のロケ地マップ

地図 ©KAKAO MAP

1.母と伯父の家:江陵(カンヌン)市 注文津(チュムンジン)

IMF(経済危機)の影響で父親の会社が倒産。ボンボンの坊ちゃんから貧乏暮らしになるペク・イジン(ナム・ジュヒョク演)。一家離散状態となり、借金取りに追われる父親は隠れながら暮らし、母親は伯父の元へ。借金取りは中学生の弟が通う中学校にまで現れる始末。借金取りから逃れるため、イジンは弟と一緒に、母親と伯父の元へ身を寄せることになるのが第5話です。

劇中のセリフでは「浦項(ポハン)に行く」というのが出てきますが、実際には浦項ではなく、江原道です。お世話になる家は、丘の上にあって灯台と海が見える素敵なロケーションの家なんですが、家から見える灯台と建物が「注文津(チュムンジン)灯台」だと分かりました。イカ漁で有名な注文津ですので、家の外にもイカの干物を干しているのが映っていて良いですね。

具体的な場所も分かりましたが、ペンションとかの宿泊施設ではなく一般の民家のようなので住所は控えようと思います。


2.イジンが働く漁港:東海(トンヘ)市 墨湖港(ムコハン)

港町の家でお世話になるイジンは、日中は漁港で働くことになります。

最初、家の前の「注文津港」かなと思ったんですが、規模や地形、灯台の形が違うので、色々とみているうちに、全然違う場所の「墨湖港(ムコハン)」でした。高速鉄道KTXが停車する東海駅の近くにある港で、灯台や灯台周辺は観光名所になっている漁港です。


3.赤い灯台:三陟(サムチョク)市 新南港(シンナムハン)

韓国も日本同様に、海から見て右側が赤色の灯台、左側が白色の灯台が設置され、港へと入るようになっています。全国各地の港が共通でそうなっているので、「赤い灯台が出て来たから、あそこかな?」と特定してしまうのは、とても危険です。周りの雰囲気、テトラポットの模様・配置など様々な角度からチェックしなければなりません。

第5話ラストは、個人的にドラマ前半戦の最も感動的なハイライトシーンだと思っていて大好きなシーンなんですが、離れ離れになっていても、ふたりは繋がっている心情が素敵に演出されました。地下鉄での移動中にスマートフォンで見ていたんですが、予想だにしなかった演出で、車内でおもわず「うそ!」と声が出てしまい、周りの人の視線が痛かったですね(笑)

ここも全く別の場所で、砂浜には水道の蛇口がセットとして設置され、灯台へと向かう堤防には電灯が実物かCGかで追加されました。そんなうんちくはともかく、ここまでの個人的ドラマベストシーンが撮影された場所です。


4.朝、散歩する海岸:襄陽(ヤンヤン)郡 河趙台(ハジョデ)海水浴場

翌朝、母と一緒に海辺を散策するんですが、これまた別の場所です。海岸の奥の崖の上にある展望台「河趙台スカイウォーク」の建物が見えていました。かなり海風が強くて、2人とも髪の毛をなびかせながらの撮影でしたね。


5-1.修学旅行先1「カイテッペンション」:江陵(カンヌン)市

第10話で、イジンは、ヒドとユリムらを連れて、ドキュメンタリー撮影を兼ねた修学旅行に連れ出します。行き先が海と聞いて喜ぶ一行。炊事をしたり、小さな小屋のブランコなどがある家は、江陵市にあるペンションです。


5-2.修学旅行先2 高城(コソン)郡 三浦(サムポ)海水浴場

次のシーンは、そのままペンションの前の海で遊んだのかな、と思ったんですが、ペンション前の海に岩場はなく、どうやら別の場所で撮影したようだということで、周辺の建物や山を追っていくと、やはり別の場所で撮影していました。北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)との境界の街・高城(コソン)のビーチでした。


というわけで、改めてロケーションを選定するチームの凄さを感じました。同じシーンなら同じ場所で撮影しても良さそうなものを、常にベストを尽くして、シーンごとに場所をどんどん変えていく制作陣の素晴らしい仕事ぶりが感じ取れました。

行ってみたい場所はありましたでしょうか?

カムサハムニダ!


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