めまいと祭り(24/08/18)

一昨日からめまいがひどくて、昨日はほぼ1日中寝転んでいた。寝転んでいても頭がぐるぐる回る感じがした。

久しぶりのめまいで思い出した。わたしは乗り物酔いしやすい体質なのだけれど、昔特急しなの号に乗ったときも案の定酔って、そのことを当時の会社の人に話したら、わたしは「匂いで酔いやすくなる」と何度も言っているのに聞き入れてもらえず、「三半規管は耳だよ」「酔うのは耳に原因がある」と言ってきて、"わたしが言っているわたしの話"なのに、なんでトークをコントロールしようとするんだよ、とうんざりした。平衡感覚を司っているのが耳にあることぐらい知っているけれど、匂いで具合が悪くなることって実際ある。あのとき、「あなたは異常に不快な匂いの立ち込める列車に閉じ込められても、匂いが理由で具合が悪くなったりしないと言い切れるんですか」と言ってやればよかった。カンボジアの虐殺の時に、虐待で意識を失った囚人の頭を人糞の入った壺に突っ込んで、あまりの匂いに意識を取り戻したらまた器具に吊るして肩を脱臼させる拷問をしていたことも併せて話したほうがいいかしら。拷問に使われるくらい嗅覚って重大。

わたしも人の話を押しのけて勢いだけで自分の話をしていることが、気付いていないけれど多分ある。だから、"相手が話している相手の話"のときにはまず相手の話を聞いて受け入れなきゃ、と思った。

昨日はめまいがしていたけれど、夜はだいぶ良くなったので近所の祭りへ行った。これまでの人生で1番混んでいる祭りだった。そこにいるだけでまたちょっと具合が悪くなった。

中学校の校庭で花火があがった。母はきゅうりの一本漬けを買った。ずっとどんな味か気になっていたらしい。「想像通りの味だ」と言っていた。わたしはパイナップルを買おうと思ったけれど売り切れだったので何も買わずに帰った。

花火


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