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自ら実践することで成果を創る。


1.電気を運ぶ船の開発

日本の再生可能エネルギーに関する最新ニュースです。

なんと『電気を運ぶ船』の開発が進められているそうです。

その電気運搬船の名前は『Power ARK』。
カッコいいですね。

自然エネルギーの普及、蓄電、送電の新規事業を展開する株式会社パワーエックスと、今治造船とが資本業務提携をし、まず『Power ARK』のプロトタイプを共同開発するそうです。

洋上風力により発電された電気は、従来は、海底ケーブルで送電されているようです。
今回、開発に着手する『Power ARK』では、その電気を海底ケーブルではなく、蓄電池に貯めて、需要地まで運ぶそうですね。

参考までに、資源エネルギー庁の資料によると、北海道~東京に新設する海底直流送電線(800万kW)の費用は、1.5~2.2兆円と試算されているようです。

つまり、海底ケーブルを設置していくためにも膨大な費用がかかるので、それらを船で自由に運べるって、めちゃくちゃ素晴らしいことですよね。

しかも、一回の航行により、220MWh程度の電力を運搬する想定で開発するそうです。
これは、一般家庭の1日あたりの平均電力使用量を約10kWh程度とした場合、20万9千世帯分の電力に相当するものです。


2.脱炭素化に向けた自動車の開発

同様に、環境問題に取り組むニュースとして、
トヨタの欧州法人が『水素エンジンで走るGRヤリス』の実験車を公開したというものがあります。

ガソリン1Lを使用すると、750g×12/14×44/12=2360g の二酸化炭素が発生すると言われています。

脱炭素時代に向けて、今、世界は再生可能エネルギーにフォーカスをしているとのことなので、水素エンジンで走る自動車は、期待大ですね。


ちなみに、今、脱炭素に向けて、電気自動車も開発されています。

ただ、電気自動車は、エンジン音が静かなため、歩行者が自動車の接近に気付かず、事故が増える可能性があると言われるそうです。

また、ドライブ好きの運転手にとっては、エンジン音を楽しめないという声も上がってるそうです。

水素エンジンの場合は、水素を燃焼させるため、従来のエンジンのような音が出るそうで、これらの問題も解決するように思います。

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3.SDGsへの取り組み

持続可能な社会の実現に向け、SDGsが掲げられた結果、今、世界中で、様々な取り組みが行われています。

SDGs17の目標の4番目に
『質の高い教育をみんなに』というものがあります。

『すべての人々に包摂的かつ公平で質の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する』という内容です。

そして、特に、4.4の項目、『2030年までに、技術的・職業的スキルなど、雇用、働きがいのある人間らしい仕事及び起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる。』という内容のものがあります。

特に気になる部分が、『起業に必要な技能を備えた若者と成人の割合を大幅に増加させる』です。

たしかに、アメリカと比べ、日本は、起業やお金に関する教育が不足しているように感じます。
高度経済成長期を終え、今後の日本が飛躍的に発展し、世界において競合力を増していくためには、起業家の育成が大切になると思います。

勉強


4.主体的に勉強する

教育の仕組みが行き届いていないとはいえ、読書等により自ら勉強することは出来ると思っています。

個人的に、オススメの本は、コチラです。


きずな出版から出版されている、
『億を稼ぐ人の習慣』と『億を稼ぐ人の考え方』(著者:中野祐治さん)
という本です。

王様のブランチにも取り上げられているくらい人気です。


著者である中野さんは、飲食店など数店舗を経営されている実業家の方で、これらの本やnoteには、ご自身のリアルの体験を綴られています。


お金には、消費、浪費、投資等、様々な使い方がありますが、
中野さんは、これらの本の中で、効果的な使い方をアドバイスしてくれています。

ボクが子供の頃には、
『お金は悪』、『お金持ちは悪い人たち』
というイメージの教育を受けてきたように思います。

一方で、中野さんは、本の中で
『お金を持たざることのリスク』から『お金を生み出すことによる可能性』にまで、すべてをリアルの体験に基づいて描かれています。

自己啓発ではなく、現在進行形で現役バリバリで事業展開されている方の本は、やっぱり、一味も二味も違いますね。

そんなビジネス書作家である中野さんをプロデュースしているのは、ソーシャルビジネスコミュニティ『ワクセル(主催:嶋村吉洋さん)』です。

ワクセルも、SDGsへの取り組みとして、様々な分野において、多くのコラボレーターの方々が活動されているようです。

中野祐治さん、今後のさらなる活躍を応援しています。

実践


5.まとめ

お金に関する教育含めて、SDGsへの取り組みで大事なことは、一人一人が実践することだと思います。

企業や組織レベルのみで、
『サスティナブルな社会の実現をしましょう』
と発信するだけでは、実現は困難だと思います。

学生時代、ボクは、ボランティアを運営していたんですが、その時に不思議に思っていたことがあります。

ボクの勘違いかもしれませんが、共同募金を募っている方々の大半は、
『〇〇共同募金にご協力をお願いします』と発信はするけども、自分たちでは、目の前の募金箱にお金を入れてなかったりします。

経験上、10人くらいで、街中で1時間募金を募って、集まる金額は1万円くらいだと思います。
皮肉にも、実は、街中で募金を募るよりも、10人で1時間アルバイトをして稼いだお金を募金したほうが効果的なんですよね。

大事なことは、
『言っていること』と『やっていること』
とを一致させることだと思います。

『創る人=発信する人=実践する人』だと思います。

サスティナブルな社会の実現だけではなく、
何事においても、自分が一番実践していきます。


向山雄治

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