ブランディング戦略の重要性。
世界最大のファッション業界大手企業体として有名なものの一つに、
LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)があります。
ルイ・ヴィトンは、下記ブランドを傘下に収めています。
ディオール
フェンディ
ブルガリ
タグホイヤー
ウブロ
めちゃくちゃ凄いですよね。
そんなルイ・ヴィトンにおいても、
ここ数年の中で、おそらく、一番の話題が
『ティファニー買収』だと思います。
買収額は、なんと約160億ドル(日本円で1兆7,500億円)とのことで、
ブランド業界において、例を見ない金額のようですね。
ルイ・ヴィトンが、ティファニーを買収した理由は、
『ブランドポートフォリオの拡大』のようです。
現状、ファッション業界大手企業体は、
■ケリング(代表ブランド:グッチ)
■リシュモン(代表ブランド:カルティエ)
■LVMH(ルイ・ヴィトン)
の3つの企業体で競っているようで、
ルイ・ヴィトンは、今回の買収により、一気に装飾部門を強化し、マーケットの拡大を図ろうとしてるようです。
ちなみに、ティファニーブランドの独立性は、そのままにして、
広報や物流などの雑務は、すべてルイ・ヴィトン本社に集約するようです。
「長期的なビジョンに基づく私たちの企業モデルは、傘下メゾンの伝統を尊重するとともに、比類のないクリエイションとクオリティを追求します。こうした姿勢が、グループの成功を支える原動力であり、未来のさらなる成長を約束する土台でもあります」
ベルナール・アルノー (LVMH会長兼CEO)
LVMHのような企業の伝統を尊重する関わりって、
とても大切だと思います。
LVMHに加わったティファニーの最新ニュースです。
ティファニーと言えば、
やっぱり『ティファニーブルー』でしょう。
そんなティファニーの新しい試みとして、
なんと、ブランドカラーを『イエロー』にするというものがあります。
『え?イエロー?』と、最初は、違和感がありましたが、
現状の『ティファニーブルー』のイメージから、上手くスロープを付けたブランディング戦略のように思います。
ブルーとイエローは、ほぼ対称色であり、対称色同士の組み合わせは、実は、結構、相性が良いと言われています。
そもそも、新しいステージへ向かうためには、『受け継いできた遺産と現代性とのバランス』が大切だと言われています。
実は、今回ロサンゼルスに作られたイエローのポップアップストアには、
創業者の方が購入した由緒ある『ティファニー・イエロー・ダイヤモンド』が飾られているそうで、この伝統あるダイヤモンドのカラーにちなんで、新しいブランドカラーを決めたそうです。
伝統と新しさを上手に融合させていますね。
このように事業を展開する上で、
ブランディング戦略はとても重要だと思います。
そんなブランディングを大切にしてる経営者の一人が、
株式会社GIVERの代表取締役である土井あゆみさんです。
土井さんは、ビジュアル、ファッションだけではなく
仕草や立ち振る舞い、気配り等、ライフスタイルすべてにおいて、
意図を散りばめられているように思います。
■土井あゆみさんのInstagram
https://www.instagram.com/ayumidoi_collection/
どれをとっても一流と言っても、過言ではないと思います。
そんな魅力的な女性起業家である土井さんは、
『思い描いた理想をすべて手に入れる生き方』という本も出版されていて、王様のブランチでも取り上げられるくらい、話題になっています。
https://www.kizuna-pub.jp/book_author/ayumidoi/
*きずな出版HPより引用
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本の表紙も『ティファニーブルー』ですよね。
ルイ・ヴィトンのように、ブランディング戦略を大切にし、
常に与え続けている土井あゆみさん、いつもありがとうございます。
向山雄治
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