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プロの仕事っぷり。

ある日、
風呂上がりの時に、その事件は起きました。

体の水滴を吹いて、パンツ一枚の姿で
パソコンに向かって仕事をしていたら、、、

ゴンゴラに乗った、
窓ふきのお兄さん達に遭遇しちゃいました。

ビルゴンドラ

うちの部屋のカーテンは、
紫外線を防ぐためだけのレースカーテンなので、
思いっきり、透け透けです。

でも、『ここで焦ると負けかなー。』と思ったボクは、
何事もなかったのように、堂々と仕事をし続けました。

堂々とする


むしろ、
『パンツ一枚で仕事をする方が正しい』と言わんばかりに、
カタカタとキーボードを打ち続けました。

窓ふきのお兄さん達は、こんなボクを見て、
どんな心境だったんだろう??

そんなとき、
うちの愛犬『よんくろ』が、窓の前に登場しました。

よんくろカーテン

窓ふきのお兄さん方は、
めちゃくちゃ笑顔で、よんくろの相手をしてくれました。

おにいさん


『なんて、素晴らしい方々だ!』と思ったボクは、
窓ふきのお兄さんたちに、
一生懸命に、視線を送ったり、微笑みかけたりするんですが、
全くボクの方を見てくれません。

『絶対に、ボクの姿が視界に入ってるはず!』

それでも、
今世紀最大くらいの笑顔で、『よんくろ』にだけ、手を振り続けます。

これ、あれだな。
『よんくろ』に夢中で、ボクの存在には気付かなった、
という設定だな。

ご迷惑をおかけしたと同時に、
窓ふきのお兄さんたちのプロの仕事っぷりに感動しました。

この世は危険なところだ。
悪いことをする人がいるためではなく、
それを見ながら、何もしない人がいるためだ。

アルベルト・アインシュタイン

今回は、
ボクのパンツ一枚の姿を見ながら、
あえて何もしなかった窓ふきのお兄さん達が
正しいと思います。

次回からは、ちゃんと服を着て仕事をします。


向山雄治

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