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#よんなな朝の歌 ’22.12①

2022.12.1 佐藤竹善「離れずに暖めて」

冬の朝になりましたね、おはようございます。AppleMusicのプレイリストを組み直す前に冬が来た感じです。こんな朝はこんな曲が聞きたいです。冬の朝のようなイントロから少しずつ効くように、温かい楽曲が繰り広げられます。 Sing Like Talking「離れずに暖めて」
午前7:20 · 2022年12月1日

 今回は佐藤竹善のバージョンでアップしているが、元曲はSing Like Talkingの同名曲。ヴォーカルはどちらにしても佐藤竹善。1993年発売「ENCOUNTER」に収録。同アルバㇺでオリコン1位を獲得。このオリコン1位はSing Like Talkingとして始めて獲得した1位。
 ただしそのように音楽界のトップランナーを謳歌していた時代の記憶がきれいにすっ飛んでいて、楽曲としては認識していてもどういう名前のグループであるのか知らずに聴いていた疑いは強い。後年、佐藤竹善がソロツアーをしていた頃にとても上手な歌手ですよねと口走ったところ、「それ、Sing Like Talkingのボーカルだよ」と大学の先輩に教えてもらって「あ、そうなんですか」と認識したくらいの知識量だった訳で。
 そういう訳で、時空を5年ほど遅れてSing Like Talkingの楽曲に触れ、すき好むようにった。自分が歌を好きになる基準は実は佐藤竹善と藤田千章の詞の書き方に影響を受けたといっても過言ではなく、あくまでも希望に向かうような歌詞に惹かれたことに他はない。
 この「離れずに暖めて」も、凍えた心に寄り添いながら先にある希望に向けて歩みだすための歌であり、冬の寒さの中から前に進む1歩目を定めるように問いかける歌詞が秀逸である。寒さの中に立ち尽くしてもなお、この歌を聴けば一歩一歩前へ向けるのではないだろうか。次の春の為に、今から立ち上がらなければ。

#裏アカ男子 #音楽   #Sing Like Talking # #離れずに暖めて
#yon4nana7

2022.12.2 近藤名奈「こんな日は早起きしてあなたに会いたい」

今日はみなさん早起きでしたね。 一瞬凪いだような朝の風を浴びて、この楽曲の歌いだしの「穏やかな冬の朝は優しい言葉に似てるね」という言葉を思い出しました。 好きな人と会う日の朝は、そんな朝がいいですね。
近藤名奈「こんな日は早起きしてあなたに会いたい」
午前8:33 · 2022年12月2日

 この日は朝から、みんな早起きでしたね。私は前日のバカみたいなウォーキングのせいで寝てました。いろいろと失ったものを感じましたけど、それはそれで過ぎたことに思いを馳せる場合ではない訳です。
 好きな歌というのは誰もが違っていいものであるなとかねてから思っていて、みんなが小室ファミリーやミスチルを愛唱しているのを横目に他の歌を聴くような中学生だった私にとっては、近藤名奈はその時期にストライクの存在。同時に年上のボーイッシュな女性に憧れるという経験は、ここが原風景。
 1993年に「こんな日は早起きしてあなたに会いたい/明日のドア」でデビュー、この時期に多数活躍していたガールポップの歌い手として1999年までにシングル13枚、アルバム5枚を発表。2000年代以降は音楽プロデューサー・ヴォイストレーナーに転身。透明感のあるクリスタルヴォイスは耳によく届く歌い方、しかし癖のない声ゆえに引っ掛かりの少ないという指摘もあったようだ。
 ただ、私はこの澄んだ声が好きだった。心が洗われるようにきれいに通る声で歌い上げる高音。例えばそんな先輩に、早起きした朝の校庭で出会うような胸の高まりは、もし先輩が近藤名奈だったらなあ…という思いを抱いていたくらい。
 実際にはそんな先輩との甘やかな時など敵うこともなく、早起きをして実家にある鶏小屋から鶏卵を拾い上げて朝ごはんにするという、ロマンも何もない朝を繰り返していた1993年はやっぱり苦かった。

 #裏アカ男子 #音楽   #近藤名奈
 #こんな日は早起きしてあななたにいたい
#yon4nana7

2022.12.3 Negicco「光のシュプール」

ここ数日、本当に寒くなりましたね。北のフォロワーさんから「雪だ」「寒い」という声が急に届くようになりました。 冬の世界が始まりました。少しでもそれが明るい風景に見えるよう、明るい冬のナンバーで今日をスタートしてみたいと思います!。
Negicco「光のシュプール」
午前7:24 · 2022年12月3日

 新潟県のご当地アイドル・Negicco。2003年にJA全農新潟のやわ肌ねぎっ娘のPRのために期間限定で結成されたユニットだったが、その後も活動を継続。2011年からタワーレコード傘下のT-Palette Recordsの第2弾アーティストとして参加。2012年、フジテレビ「めちゃ×2いけてるッ!」エンディングテーマに「圧倒的スタイル」を提供。
 結成当初より新潟県を拠点に活動、現在ではメンバーの3名がそれぞれ結婚・妊娠を経て「ご当地アイドル」「結婚してもアイドル」「ママになってもアイドル」の先鞭をつけている。
 私がNegiccoを認知したのはつい最近のことで、田島貴男(Original Love)が彼女らに楽曲提供をしていることを知り、田島が作ったアイドル歌謡とやらを試してみたい一心でCDを買ったのがスタート。当時の楽曲は「サンシャイン日本海」。新潟をめぐるドライブソングをとの着想で作られたものだったが、田島のねっとりとしたイメージの曲調ではなく、あくまでも女性が愛する人とのドライブを楽しむ明るい楽曲だった。
 今回紹介した「光のシュプール」はサンシャイン日本海の次に制作された楽曲で、引き続き田島貴男が編曲を担当。冬が来ることをポジティブに捉えた明るい曲調に冬が始まるうれしさを凝縮させているようにも感じられる。新潟の冬は豪雪地帯のそれであり、雪が降ることの苦しさを感じることが多い地域のアイドルが、雪のイメージを明るくする楽曲を歌う。少なくとも歌物語の中では、雪は恋人をつなぐ媒体である。今年もそんな積雪量で何とか収まってくれたらいいものだが。

#裏アカ男子 #音楽  
 #Negicco
#yon4nana7
 #光のシュプール

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