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【逗子葉山よむ料理店】#9 サニーサイドキッチンの、モダンアメリカなハニーマリナードポーク

横須賀市との境にある、木古庭エリア。
大半が山と畑に囲まれた、葉山の中でも自然豊かな場所に木目調が優しいアメリカンレストランが突然現われる。

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車で乗りつけ、颯爽と店内に入りステーキやハンバーガーにかぶりつく。
店内の雰囲気は小さい頃、映画で観たような憧れのダイナーそのもの。

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着飾って、背伸びすることだけじゃない、自然体だけが醸し出すカッコよさもある。
佇まいでそう教えてくれるオーナーの小沢充さん。

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米軍基地が近いこともあって
週末にはアメリカ人のカップルや家族で大賑わい。
本場の味を知る人々も絶賛するその味は、小沢さんが一切手を抜かずに調理したもの。
「ジャンクフードでない、本当に美味しいアメリカ料理を提供したい」

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バーガーやサンドウィッチ、フレンチフライのほか、キッズメニューも用意。さらに「今は時間があるから」と、何時間もかけてスモークしたBBQコンボもテイクアウトメニューとして用意。自宅ではできない味が楽しめると大人気。

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大切なものは受け継ぎ、変えるべきものは変える。そうしていつの時代も人々から愛されてきた古くて新しいアメリカ料理の世界に、あなたもきっと虜になる。

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気軽だけれど奥深い。
愛すべき世界観を、ここ葉山から海街へ発信していく。
ここが正統派モダンアメリカンの発信拠点、サニーサイドキッチン。

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〒240-0114
神奈川県三浦郡葉山町木古庭236-4
電話番号:046-874-5495
https://www.sunnysidekitchenhayama.com/

*テイクアウトなどの最新情報は、店舗のSNSをご確認ください。
https://www.instagram.com/sunnysidekitchenhayama/

当たり前の積み重ねが本物を作り、人の心を動かす

水産業に携わった後、飲食の世界に飛び込んだ小沢さん。
そこで出会ったのがアメリカ料理の世界だった。

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天王洲のT・Yハーバー系列店では流行の最先端にいる店の勢いを肌で感じた。横浜のBubble Over系列店では正統派アメリカ料理の神髄を学び、ますますこの道にのめり込んだ。
「人を惹きつける秘訣は何だろうと思っていたら、自分がどっぷりハマっていた」

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人間、本当に素晴らしいものに出会うと笑顔になれる。映画の中の登場人物のように、人生の主役になれる。
かつで修業した場で学んだのは、そんな料理と空間の持つマジック。

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その裏側には素材を大切にし、手間を厭わない実直な姿勢があることも知った。
「お客様は"本物"に魅了されてやってくる」

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そんな時、出会った今の物件。「なんでそんな辺鄙な場所に?」と言われることもあったが、南向きの大きな窓ガラス、広々としたキッチン、自然に囲まれた立地に惚れ込んだ。

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今度は、自分が海街に向かって発信する番。
つなぎを使わない肉々しいパテや手作りの調味料を使った肉料理はすでに多くのファンがつき、手応えも感じている。

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「美味しいと言ってくれるのが一番。この前は女性のグループが2キロ以上あるトマホークステーキをたいらげてくれて」と笑顔で振り返る。

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6月でオープンから丸1年。
「アメリカのクラフトビールの魅力を伝えたり、やりたいことは沢山ある」

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サニーサイドキッチンの物語は、まだ幕が上がったばかり。
海街という最高の舞台で、その行方を一緒に楽しみたい。


御馳走は一晩冷蔵庫で寝かせて。手間をかけるほど味が染みて美味しくなるハニーマリナードポーク

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小沢さんが教えてくれたレシピはハニーマリナードポーク。常連の間では「レアメニュー」として知られていて、たまに出すとすぐに売り切れる人気ぶり。

「ジャンクとは正反対の、うちが目指すモダンアメリカンをよく表してると思って」

どの家庭にもある調味料の組み合わせで、一気に豪勢な夕食に。
明日の食卓を思い浮かべながら丁寧に仕込む。
「そんな豊かな時間を過ごしていただけたら」

このレシピの購読料824円(「ハ」ヤマと「ズ」シを「ヨ」ム)は、全額をサニーサイドキッチンさんにお渡しします。応援の気持ちを込めて、ぜひ読んで、つくってもらえたら嬉しいです。

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