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奥日光一人旅

 皆さんご機嫌いかがですか?私はいま奥日光一人旅。

 毎年日光に来ていますが、とくに奥日光が好きで昨年と同じホテルに泊まっています。この休暇はただの土日ではありますが、夏休みもなかった激務の下半期、やっともぎとった休暇として旅情感をかみしめている私です。

 最近更新があまりできていない理由はふたつ、1つにはPCを支給されていてメインPCは私用の方ではなくなったこと。もうひとつには、とにかく仕事で原稿を書きまくっているのでもう余力がなかった。

炭火のアユの旨いこと!むしゃむしゃしたった

 今回、あえて奥日光に私用PCを持ってきた。もしかしたらここでゆっくりと向き合える、向き合うことが癒しになるのではないかと思ったからだ。

 8月から実に多忙になり、同時に素晴らしい日々を過ごした。ここまで多忙でありながら心が最高に健康でいられたのは初めてかもしれない。

 それにしても先週私はインフルエンザになってしまって、ちょうど一週間前は完全に床に伏していた。その間ふたつの会食をキャンセルし、11月にがんばって計画していたいろいろのことが霧散してしまい、「予定なんか立てるもんじゃないのかも」と弱りに弱っていたのだった。

 意外にすぐ回復し、また出社停止期間もなんなくすぎ、かといってインフルエンザって何気に3週間くらい後を引くので、少しブレインフォグっぽい。おそらくその影響だと思うが今日私は特急に乗り遅れた。どうやって乗り換えるのかいつもならありえないのに迷子になってしまったのだった。

 この時点でとてもうらぶれた気持ちになってしまい、旅情感が一気にそがれたわけだが、なんとか1時間遅れで列車に乗り込み目的地に着くと、「えーーー!?」。なんと雪景色である。全面的にではなく、ほんの溶け残りがある程度なのだが、東京がとにかく暑かったので途端に完全なる冬の気候でビビった。なんせ素手が痛いのだもの。

 明日また、いつもと同じ旅順をたどる。不思議だなと思うのが、同じ宿に同じ旅順で泊まろうが、昨年と同じ自分ではないのだし、宿の皆さんにおいても昨年となにかが変化しているのだろう。同じように見えることも日々は動いているのであって、確実に細胞が旧くなっていく。

 暖炉にあたりにきたらなんと消えていた。ショック。
2杯のアルコールでほろ酔いのまま、隣に雪の積もった庭を眺めながらこれを書いている。

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