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大土山 (801m) / 広島県安芸高田市『謎の堤と野生のイノシシ』[4K]【広島ハイキング・2023】


日記

今日は大土山(標高801メートル)へ登ってきました。一度神社へお参りしたのですが、2時間ほどで頂上へは着けました。

大土山は宮島(厳島神社)の女神様との関係があるそうで、宮島の鹿は女神が大土山から連れて行ったという逸話もあるそう(なんでもシカの模様が一緒だとか)。

また色々な名前が付けられた岩(潜岩、鳴岩、念仏岩、呼岩、楔岩)があって、神道や仏教の修行の場所にもなっていたのかな?とか、

野生のイノシシやシカに会ったり、熊糞っぽいのもあったり、色々おもしろい山でした。


追記

大土山の頂上まで続くこの盛土ですが、いくつか情報を提供していただきまして考察してみました。

①「土塁(どるい)」説
 大土山頂上から南西に安芸久志城。北西に安芸釜ヶ城や、安芸長見山城などが建てられていました。このことから城を守るための土塁なのではないか?と考察されます。

②「分水嶺」説
 昔は大土山の西麓(さいろく:ふもと)を「論山」と呼んでおり、名前の通り水源の利権をめぐって農家が争っていたそうです。大土山の頂上まで登る途中に分水嶺があり、北側は江の川(島根県)領域で、南側は三篠川や太田川(広島県)領域です。なので、この盛土は分水嶺をハッキリさせるために作れられた堤(つつみ)だと考察されます。

③「天ノ岩座神宮 関連の盛土」説
 大土山にある天ノ岩座神宮(神社)に関連する、聖域といった領域の境目を示す盛土の説。

安芸高田市 向原町 坂185番地1には「論山堤(ろんざんづつみ)と新溝(せめぞ)」という場所があるそうで、②の考察が一番有力ではないかと考えています。

参照①:https://www.akitakata.jp/ja/shisei/section/mukaiharachiiki/sakanaka/katudou3/ronzandutumitosemezo/
参照②:https://www.akitakata.jp/ja/shisei/section/kyouiku/shisekibunkazai/cultural_asset/shiseki_shi/semezotoronzantutumi/

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