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トライ!トライ!ドライ!!

籠もる湿度に秋を感じざるを得ないお盆明けの夏。
数日離れた畑の収穫に追われてへとへとになって家に帰ってきた。
もう、こうなると冷蔵庫も冷凍庫も野菜室も入り切るはずもなく、
夏野菜は常温保存にも限界があるので困りもの。
そんなどうしようもない状況の中、私の中の大雑把な心が訴えかけてきた
…切らなくて良くない?

とにかく保存のために嵩が減れば良いのでは!!と思い至った

結果がこう。


暑くて頭が沸騰しているのか、大胆〜〜〜と心で叫びながら準備した。
洗って乗せる、以上!
あとは食品乾燥機にお任せします
これで一安心、、のはず!
信じるしか術なし!


50℃24時間

ちょっぴりしわが寄ってきましたが
まだまだ嵩張る感じです

いい香りがしてこれはこれで…とも考えてしまいますが、さらに追加で乾燥させます
はてはて、イメージしている乾燥具合になってくれるでしょうか?

さらに50℃24時間

想像以上に時間がかかりましたが触ってみると
トマトはかなりフレッシュに近いですが表面が少しパリパリに
ピーマンは見るからに色が緑から黄色に変わりました。1つ季節を進めたような雰囲気です。


小ぶりサイズが理想に近い仕上がりでした

実食してみると
すっごく美味しい!!
ジューシーでまだ水分を保った状態のトマトは味の濃厚さが増して世界一材料の少ない調味料の完成!!?という仕上がりに。
ピーマンも甘みが激増です。おかず用にと作りましたがそのまま永遠につまめる…すぐ食べ終わってしまいそうなので食欲とのバトルに負けないよう意思を固めて
今回は実験終了です。
もっと続けたいところですが

電気代がかかるのが気になる!!

酷く環境に負荷をかけることになってしまいました。事を急いて大切にするポイントを間違えてしまったのは心残りです。
が、低温でじっくり乾燥させたので色が綺麗にできたのでまた別の形でリベンジ構想中です。
秋めいてきた頃の小ぶりな収穫物が狙い目かな、、畑仕舞いが近いことに寂しさを感じていましたが時が来るまで作ったドライフードで命をつなぎます

楽しい秋になりますように!

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