見出し画像

2021.6.25 継続のコツについて

 寝落ちしました。毎日書いていた日記に穴が空きました。まあ、いいか……について書きましょうか。
 数少ないぼくの特技の一つは「継続」です。「さあ、これを趣味にしてみようかな」と始めると、5、6年は最低でも続けます。どれも「気が付くと続いていた」といいますか、「やめるのが苦手」というほうがしっくりきます。中学のころ始めた手品もすでに20年続いて、今では仕事になってしまいました。早くやめたいです。

 継続には大きく分けて142個のコツがあります。が、すべてを記述するときっと読む気が失せてしまうと思うので(みなさんの継続力にはそこまで期待していません)、とくに大切だと思う3つだけここに記します。

1.目標を定める
 それもなるべく「大きな目標」をです。「目標が達成できない気持ち悪さ」をモチベーションに、いやいや続けてしまう心理を利用します。目標が小さすぎると、すぐに達成して逆にモチベーションが下がってしまいます。かとってい達成感が得られないと、続けることが難しくなってしまうので、大きな目標と小さなステップが必要だとは思います。毎日無能な自分に絶望しながら続けましょう。

2.誰かのためにやらない
 他人に自慢しようとか、誰かと一緒に楽しみたいと思って始めると、止めるタイミングも誰かに左右されてしまいます。自分の外にあるファクタにコントロールされては継続できません。あくまで自分のために楽しみましょう。暗い部屋で、孤独に、陰湿に、独り言をぶつぶつ呟きながら続けるのです。作業中に話しかけられてもガン無視しましょう。ぼくはこうやって友達をなくしました。

3.こだわりすぎない
 じつは最大のコツがこれです。カンペキにこだわりすぎたり、ルールに縛られすぎたりすると、息苦しくなって継続が苦痛になってしまいます。ちょっとしたミスは見逃してあげましょう。自分で定めた設定に従うことも大切ですが、ときには肩の力を抜いて、堂々とお休みすることも大切です。いつでもやめられると思えば、いつでも再開できるのです。タバコや酒をやめられない人も同じテクニックを使っていると聞きます。こだわりすぎないことにより、「毎日続ける」という自分ルールを破ってもぼくはケロッとしてられるのです。

 以上の3つを守るだけで、あなたも立派な廃人になれるでしょう。他にも「切磋琢磨できるライバルを持つ」や「金をかけまくって取り返しのつかないところまで自分を追い込む」など、無数のコツがありますが、手っ取り早く継続を得意にするには、ぼくから壺と印鑑を購入することをお勧めします。
 明日以降もみなさんが蓬生の日記を読み続けられることを祈っています。それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?