見出し画像

セブ島でIELTS本試験を受験する方へ

2022年9〜12月にセブ島の韓国系語学学校のIELTSコースを受講し、

10週目/12週間で
IELTS 5.0→6.5 (R:6.5 L:7.5 S:6.5 W:6.0)
を達成しました!

私の中では、快挙でした。よく頑張った自分!

目標スコアを達成したので後からは笑い話になっていますが、フィリピンでのIELTS受験は実際に色々感じることが多かったので、紹介していきたいと思います。

-Reading, Listening, Writing-
@EV English Academy


✳︎ 金曜日の午後の試験でした。
✳︎ 大教室に40名ほど受験者がいました。
✳︎ 受験環境自体は東京で受けるものとほぼ同じだと思います。(Listeningの際のヘッドフォンなど)
✳︎ 机が小さかったです。
✳︎ エアコンの強送風により、問題・解答用紙が吹き飛ばされそうでした。押さえるの大変😹
✳︎ 鉛筆の規定がやたら厳しく、三菱鉛筆は却下されました。
→代わりにIDPが配っているIELTS鉛筆を使用。
✳︎ 騒音問題
→以下に詳しく記載

<感想>
ドキドキの受験でした。
フィリピン人は英語が上手だし、IELTS受験生の英語力もさぞかしハイレベルなんだろうなとか考えながら受験会場に向かいました。

到着すると係員の方が何人かいて、待機場で待っているように指示されました。そこで勉強しようとか思っていましたが、屋根付きの外のような環境で激暑すぎて断念。同じ日に受験した語学学校の台湾人と話して本試験のことはあまり考えないようにしていました。

荷物を預ける際に、鉛筆チェック。日本から持参していた三菱鉛筆(緑)を提示するも、英語表記が多いとのことで全て却下。試験会場内でIELTS鉛筆を渡すと言われました。

いよいよ試験場の中へ。
まず驚いたのが机の小ささ。

小中学校の個人用机よりさらに一回りか二回りぐらい小さな机でびっくりしました。

またその当時、語学学校では大規模工事が行われていて、その日も朝からギーギーと音が鳴り響いていました。

「まあさすがに試験が始まったら
 工事も止まるだろう」

と甘いことを考えていましたが、その不安をよそに工事は一向に止まりませんでした。

特にReading時、本当にうるさいなぁぁぁと思いましたが、文句を言っても仕方がないので、イライラしながらも英文を読み進めました。

そして、大事な大事なListeningの際もお構いなしに工事が行われていて、めちゃくちゃうるさかったです。(さすがフィリピンですね笑 そういうところも好きです)

無事終わりましたが、不安と緊張とストレスから全く手ごたえがありませんでした。

終了後、1人のフィリピン人受験生と話す機会があって少し立ち話をしていましたが、彼は

「この前は7.0しか取れなかった。 
 今回はどうだろう。難しかった。」

的な話をしていて、ここでも心が折れました。

しかし同時に、今後海外でお金を稼いで生活していくには、このレベルの英語力じゃ全然ダメだなと感じ、気持ちを新たに試験会場を後にしました……

-Speaking-
@セブ島IDPセンター

✳︎ 土曜日の午前中の試験でした。
✳︎ 場所はAyala Center のすぐそばです。
 歩いて行けます。
✳︎Speakingはオンライン通話形式でした。
(個室に大画面とヘッドフォンが用意されていて、
遠隔で試験官とお話します。おそらくマニラのIDPセンターの試験官でした。)

<感想>
Reading, Listening, Writingの試験終了一日後、セブ島の中心地にあるIDPセンターでSpeakingを受けました。

Speakingは最後の最後まで苦手意識があったので、大緊張でした。

練習してきたスクリプトをひたすら読み、その時を待ちました。

会場全体で受験生は5人しかおらず、集合時間が区切られている印象でした。

いよいよ、Speakingテスト。
係員の方に個室を案内され、ヘッドフォンをつけるように言われました。

大きなスクリーンが写されていて、試験管が画面の向こうで待っていました。Zoomのような形式だったと思います。(自分自身の顔も試験管の顔も見える)

Part2は、課題文を画面上で共有されて、それを見ながら手元のメモ帳とペンを使って1分間でスピーチ内容を練るという流れでした。

設問内容はさておき、全体を通して
決して音質は良いと言えなかったです。

私は試験管からの設問を全体で4〜5回聞き返しました(笑)
心の中でヤバいヤバいと焦っていました。

ただ、個室のため周りの音は一切聞こえない状態、そして自分の声も試験管以外には一切聞かれない状態で試験に臨むことができます。

その点は安心かもしれません😌

以上、フィリピン・セブ島でIELTS Academicの本試験レビューでした。

最後に

色々良くないことを書きましたが、結果としてそれなりのスコアが出たので私はとても満足しています。

私は10週間の滞在中、本当に誰よりも勉強した自信があります。

もちろん土日は友だちとモールに出かけたり、旅行に行ったり、アクティビティに参加したりして楽しみましたが、平日はずっと学校の自習室こもってIELTS学習の時間に充ててていました。

渡航前は5.0だったので、6.5には到底到達しないだろうと思っていたし、実際毎日の授業でも、なかなか点数が取れず、何度も何度も心が折れました。ストレスは溜まっていたと思います。

明るく陽気なフィリピン人の先生は
そんな私を見かねて、

「どうしてそんなに必死に勉強している?
 せっかくのセブ島楽しんでる?
 心と身体が健康でいることが一番よ!」

と声をかけてくれました。

まあ確かに自分自身追い込む性格ではあるので、ストレスは溜まっていましたが、後悔したくない、遊ぶことは後からいくらでもできるという気持ちでひたすら演習問題を解いていました。

同室の台湾人の友人もIELTSコースだったので、彼女と話すことで、日頃の鬱憤を晴らしていました。彼女は非常に賢く物覚えが良い子だったので勉強面でも助けてもらいました。
Speakingの試験管役をしてくれたり単語問題を出してくれたりして切磋琢磨していました。そういった毎日を過ごす中で非常に仲が良くなり、今でも毎日のように電話やLINEをしています。台湾にも遊びに行きました。

この滞在を経て、本気で物事に取り組むことで得られる人間関係、結果、達成感は何にも変え難いものがあると実感しました。中途半端でやらなくて良かったなと心から思います。

なので、留学に行って語学試験の目標点数を突破したいと考えている方には、

本気で取り組んでみてほしいです。

人になりふりかまっている時間はありません。
やったもん勝ちです。なんとかなります。




この記事が参加している募集

#この経験に学べ

54,052件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?