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インド楽しいから行こうよ(準備編)

あらすじ

前回のインド旅行はインド神話の旅という観点からはどうしても消化不良になってしまった。私は一人、北インドに向かうことにした…。

インドへの準備

インド旅行に行きたい人は気になると思うので、簡単にインド旅行の概要と準備の話だけ先に書きたい。
まず、季節は10月末(乾季)で行き先は北インドだ。期間は8日間で行った都市は順にデリー発着、チャンディーガル、クルクシェートラ、カルナル、(デリー一泊の経由で)、グワーリオールである。
ビザはツーリストe-VISAを5年で取得した。前回はステッカービザで九段下まで申請/受取に行ったがe-VISAは申請して1日半で承認が下りたのでとても便利だ。

季節についても前回の旅行の反省点を活かした。
12月あたりの北インドは濃霧が酷い日もあり、移動日に重なると悲惨だ。
南インドは事情が異なると思うが、思ったよりも真冬の北インドは寒いし、暖房もなく、濃霧まである。
気候が安定しているのは10月ごろだとインド人ガイドさんが話していたので、10月に行くことにした。11月はディワリがあって航空券代も若干上がっていたという理由もある。

旅行会社は前回の会社にした。インド人ガイドさんの人柄やガイド内容が信頼できると感じたからだ。そして、かなり自由度の高いプランを組むことができるため、自分の行きたいコンセプトで旅行計画を立てやすい点が決め手だった。

持ち物はよくある海外旅行の準備物の他に、粉のポカリやウェットティッシュ、水に溶けるティッシュがあると便利だ。薬は太田胃酸は効かなかった。効きすぎという話もよく聞くが、現地で買った方がいい。
飲み物はポカリに限らず、お茶なども粉末のほうがいいのだが、理由としてペットボトルの水はその辺に売っているので、それに入れれば飲み物が完成という方が日本からペットボトルを持っていくより効率的だからだ。旅行者にとって安全な飲み物は未開封のミネラルウォーターか煮沸されたチャイやマサラレモンティーくらいしかないので、飽きる。そんな時に粉末の飲み物があると便利だ。
ポカリの代用品はココナッツウォーターがあるが、ペットボトルのものはスーパーでしか見なかった。ココナッツをその場で切るタイプの屋台は結構あるが、不安な人はやっぱり粉ポカリがいいだろう。
その他に、大気汚染の酷いインド、特にデリーでのど飴は結構重要だ。ヴィックスはインドのほうが安いのでお菓子がありそうなその辺の店で現地調達でも良いと思う。トゥルシーやはちみつなど日本にない味もある。同じ理由でマスクや大判ストールもあるといい。

インドついたらどうする?

地球の歩き方に詳しく載っているのでそちらを見たほうがいいが、入国審査はビザ毎にカウンターが分かれているのでそこだけ間違えないようにしたい。e-VISAは結構列の進みが早いが、それでもどこの列も混雑しており、さらに審査も若干のんびりとしている。
両替も荷物を受け取る所で両替はしないほうがいい。何ヶ所かあるがどちらもレートが悪いことで有名だ。両替のタイミングが不安…という場合はせめて空港のロビーの両替所とかにしたほうがまだマシだ。あと、高額紙幣は大分嫌な顔をされたり、釣り銭が無く飴で返すなんてこともあるので、空港などで適当に飲み物などを買って崩すといいと思う。4つ星以上の高級ホテルではフロントで両替できることも多いが、5つ星でも早朝など時間によっては断られるので現金の両替はタイミングが大切である。

これから

ちょっと長くなったので次回から時系列で書いていく。
次はチャンディーガル。日本では上野の西洋美術館を設計した、ル・コルビュジエが計画し、1950年代に実現した都市だ。
インド人ガイドさん曰く「お金持ちが老後に住みたいと憧れる街」、ドライバーさん曰く「運転しやすい街」、地球の歩き方曰く「インドの中で最もインドらしくない町のひとつ」。そこに「インド」を期待する人ほど驚かされるだろう。
というわけで、続く

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