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「失敗」は存在しないと僕は思うし、実際に存在しないという話

「失敗」ってなんだろうか。「バットを振って玉に当たらなかったことだろうか」、「事業を興して赤字を出してしまったことだろうか」、「上司に怒られるようなことをした時だろうか」、「テストで赤点をとってしまったことだろうか」。

僕はこのどれも失敗とは呼ばないと思う。失敗かどうかを判断するのはこの出来事が起きた後の自分自身の決断だ。バットを振って玉に当たらなかったら野球を辞めるのか。テストで悪い点だったら勉強を辞めるのか。僕はその事象ではなく辞めるという行為によって失敗が発生すると考えている。

つまりだ、あなたが今やりたいことがあって起業したとしよう1回目に起業した会社はうまく行かず潰れてしまった。でもあなたは諦めずに2回目の事業を起こすため会社を設立、でもまた潰れてしまった。何が悪かったんだろう。と考えてまた次の挑戦をしたが、それもまただめだった。しかし諦めずに挑戦を繰り返したあなたは14回目の起業で巨万の富を得て、世界的な企業を築くことができた。

これはあくまでも仮の話だがつまり諦めずに挑戦し続ければ、それまでうまく行かなかった結果や、思い通りにならなかった結果すら「結果」ではなくて「過程」となる。あなたが「失敗」だと思い込んでいた「結果」は。失敗ではなくて成功への過程だったのかもしれない。

しかし、多くの人は一度だめだった結果が出ると、「自分には向いていないんじゃないか」とか「運が悪かった」とか理由をつけて諦めてしまう。また辞めてしまう。

僕の定義からするとこれが「失敗」である。つまり失敗を恐れて行動しない人が多くいるが、恐るべきなのは行動による結果なんかではなく、自分自身の意思判断であると僕は思う。

ただ、考え方を変えてみると結果はあらゆる要因が絡み合っているため予測したり操作するのは非常に難しい。思い通りに行かないのが常だ。一方、辞めるか辞めないかを判断する自分自身の意思は当然思い通りに操ることができる。絶対に諦めないと心の中で誓うだけで失敗は絶対にしないのだから。


失敗を恐れずに挑戦しよう!



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