【自己紹介】美術大学に入学した経緯
今日でnoteをはじめて4日くらいたった。
まだnoteに対して新鮮な気持ちが残っているうちに自分とは一体どういう人なのか、また何をしている人なのかという透明性をnote上で持たせたいと思い、改めて自己紹介文を書いてみようと思う。
僕は美大生
プロフィール欄をみると一目瞭然でわかってしまうことではあるが、僕は都内の私立美術大学で学生をしている。1年生だ。みなさんご存知のことではあるが昨年から続く新型コロナウイルスの影響でほとんどの授業がオンライン授業になるなどしていた影響で未だ大学生という実感がないが、今度2年生になるようだ。
去年は、入学式も卒業式もなかった影響で本当に自分が大学生という実感はない。
話を少し戻そうと思うが、私は美術大学に通っている。一応、美術大学としては、それなりに名の通った大学らしく周りの人たちからは「すごいね」と褒めてもらう機会が何度もあった。
しかし、僕自身なぜ美術大学に入ったのかもあやふやだった。いわゆるふわふわした高校生活を送っていたからだ。
高校生の頃は口では「早稲田にいく」とかいったりしていたけれど、勉強なんて本気でやったこともなかった。それでずるずると受験生になり、昔から絵を描くのが楽しいと思っていたり、絵をみたりするのが好きだったという短絡的な理由で美術大学にいってみるのもいいなとかを、受験前の12月ぐらいにふと思った。
でも、ちょっとだけ美大受験について調べてみると皆んな美大にいくために高校生活をかけて何年もデッサンの勉強をしていることを知った。浪人をしてまで美大に行きたいと思う人も多いようだった。僕は、デッサンすらしたことがなかったし、美大に行こうと思い始めたのも受験の2、3ヶ月前のことだ。
とりあえず、美大は楽しそうだなということはネットの情報から伝わってきたけれど、勉強もできない、絵も描けない僕は本当に美大にいけるのだろうかと心のどこかで思っていた。
つまり、僕は今の僕ができるもっとも合理的な美大受験を選択しなくてはならなかったわけだ。
まず僕は、受験科目にデッサンの含まれる学部の受験を切り捨てた。調べてみると、美大といってもデッサンを描かずに入れる学部がいくつかあることを僕はそこで初めて知ったのだ。
それは、僕にとって金の鉱脈を見つけたような感覚だった。
しかし、そうなると当然デッサンで入れる学部の方が多いわけだから僕にとっては狭き門であることもわかっていた。どうやら、国語と英語と小論文で入学できる学部があるようだった。
僕は、幸い小論文には苦手意識をもっていなかったので、国語と英語にこの3ヶ月でコミットすれば成功可能性は格段に上がるのではないかと判断し、その他の教科をほぼ全すて状態で美大受験にフルコミットした勉強法をとった。
結論から言うと、この作戦は成功だった。デッサンの必要のないいくつかの学科の試験を受け、そのうちいくつかは補欠、そして一番行きたかった学科は合格になっていた。自分でも驚いたが、今回ばかりは戦略的勝利を納めたのだ。
ここまで、ざっと書いた以上のことが僕が美大を受験した曖昧な理由とその背景である。自分を全て理解してもらうことは難しいと思ったので。
僕が美大を受験するまでの過程と考えていたことを回想的に綴ってみた。
それが、今現在の僕に直接的につながるもっとも象徴的なバックグラウンドであると判断したからである。
この文章をここまで読んでくれている人は本当に数人かもしれないし、もしかしたらいないかもしれないと思っている。
しかし、このような形で僕自身の過去を回想できたことは僕自身にとって良い機会だったのかもしれない。
今後、このような機会があるかはわからないがまた気が向いたら、自分について書いてみようと思っている。
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