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高校のとき大好きだった男の子の思い出

高校1年生の時のこと。

同じ学校に、Aくん、Bくん、Cくんという仲良し3人組の男の子がいました。

私はシュッとした顔のAくんに一目惚れ。
話しても楽しくて、大好きになりました。

ところが、Bくんが私のことを好きだと。
そんなことをAくんと話してて、「わたしはAくんのことが好きなんだよ」と言ってしまいました。
「え、オレもよみちゃんのこと好きかも」
そして2人は付き合うことになりました。

しかし、ほんの数週間でフラれてしまいました。
翌日Aくんには新しい彼女ができていました。

Aくんはわたしのこと最初から好きでもなんでもなく、
ただ告白されて嬉しくてノリで付き合うことにしちゃったんだろうね。
そしてその後に本当に好きになる子見つけたんだろうね。

そんなこんなでAくんBくんとは疎遠になりました。
でもわたしがAくんを好きな気持ちは全然減っていきませんでした。
校内で見かけるたびに目で追ってしまうんです。

わたしが新しい恋をしても、彼氏ができても、
Aくんを目で追う癖は直りませんでした。

その3人組のCくんとだけは、その後も友達付き合いが続いていました。

そして3年生のこと。
うちの高校の体育祭、3年生は浴衣を着て踊る伝統がありました。
仲良しのCくんがAくんと2人でいるところを見つけて、
勇気を出して一緒に写真とろうよ、って声かけました。
わたしと、わたしの女友達と、4人で浴衣で写ったんです。
すごく嬉しかったな。

最近思うんです。
上司はわたしにとって、新たなAくんなのかもしれないなって。
ずっと叶わないまま好きでい続けちゃうかもしれない。

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