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『あやしびと』第1巻のあらすじと雑感

あらすじ

寝坊して全速力で登校していた言ノ葉アヤは、気づけば見知らぬ学校の前にいて、妖人(あやしびと)と呼ばれる妖怪の世界へ迷い込んでしまう。この世界では人間はおと人間ということがバレたら問題が起きる可能性があり、何人かの妖人に協力してもらいつつ、自分は枕返しの妖人と名乗り学園生活をこなすことに。元の世界へ戻るために情報を集めていたが、自分の夢から記憶を取り戻し、自分が既に死んでいることに気が付く。それでも元の世界へ挨拶だけでもするため、引き続き元の世界へ戻ろうとする。

登場人物


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言ノ葉アヤ
妖人の世界へ迷い込んでしまった人間の女子高生。雪女のみぞれと、校長で覚のサトリの協力を得て、人間ということを隠して妖怪の枕返しと名乗りつつ、元の世界へ戻る方法を探している。貧乳なことがコンプレックスであるが、スケベで女性の胸が好き。ゾンビ化した際にはカバネの胸を揉み、ことあるごとにサカサの胸を揉む。歯に衣着せぬ物言いとお世辞にも良いとは言えない口調が特徴。服のセンスが悪い。死霊の妖人ということが後にわかる。


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雪女原みぞれ
雪女の妖人。雪女らしく空気を冷却することができる。また、ダジャレを愛しているがことごとくつまらないため、場を凍らしことも得意である。明るく元気で純粋な子。アヤが最初に会った妖人。アヤから人間と聞いても素直に受け入れる。アホの子だが、成績はよく、勉強を教えるのが上手い。カバネと友達。


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不死田カバネ
ゾンビの要人。巨乳。クールでめんどくさがり屋っぽいが、友達想いで寂しがり屋で恥ずかしがり屋なため、ゾンビにも関わらず感情がかなり豊かである。みぞれと友達のため、すぐにアヤとも仲良くなる。ゾンビなので肉が好き。成績は悪い。


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裏反サカサ
天邪鬼の妖人。感情や心の動きが読める。最近流行の生意気なメスガキ。気になる相手を中心に、感情を読んで嫌がらせをしてしまい、ものすごく性格が悪い。そのため友達がいなかったが、絡んでいるうちに(セクハラ反撃と引き換えに)アヤが友達になる。成績は学年1位だが、なぜわからないかがわからないため、教え下手。根はやさしく友達想い。


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魂詠サトリ
覚(さとり)の妖人。相手の考えることが完全に読める。見た目はロリだが校長である。独身。みぞれの次にアヤと会った妖人。アヤに人間と名乗らないようにアドバイスしつつ、行く宛てのないアヤへ学校の生徒になるよう勧める。校長以外に別の組織に所属しており、人間の世界を研究している。実際に人間界にも行ったこともあり、アヤが人間界へ行けるように斡旋しようとする。

雑感

ある意味、異世界転生ものです。女の子ばかりが出てくるきらら系作品ですが、みんな人間ではなく妖人(あやしびと)と呼ばれる妖怪です。名前やキャラ付けも基本的には妖怪の設定に準じていますが、基本的にみんな良い子。


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最初はなぜアヤが妖人の世界に来たのかは不明でしたが、第1巻の後半で自分が既に死んでいて、死霊の妖人であるということが判明します。こういった重大な事実が第1巻で明かされるのは結構珍しい気がします。すぐに妖人として受け入れたので、これからは妖人として学校にも馴染んでいけるので、日常系な暮らしが期待出来そうです。

とはいえ、人間界へ戻って、家族等に挨拶をしたいという意思があるので、そこが物語の締めとなりそうですね。(すべての物語が終わるかはわかりませんが)


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ボクが一押しのキャラクターはサカサちゃんですね。最近流行りのメスガキ感溢れる感じがたまりません。性格が悪いといいつつ、普通に良い子なので、あまり「わからせる」感は少ないですね。というかアヤにセクハラ攻撃をされることによって、すでに「わからせ」られている感あります。

これからどんどん、アヤのセクハラ攻撃にわからせられて、堕ちて行ってほしいところですね。

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