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#89 夫とサウナに行く休日

徳島県唯一の村に移住して18年。
今でこそ地域創生とかいう言葉が定着しているけれど
親戚も友人もいないこの村で物件を見つけることは
新興宗教の一家?みたいな怪しまれ具合で
せめて住む事ができるような物件は見つからなかった。

とはいえ、7年かけて物件を探し当て家族5人で移住。
末娘が生後2ヶ月、上の子は1歳と3歳だった。
子供達が幼いこともあ離党時は、自然療法や生きる力をどう鍛えるか?
ばかりを考えている頃で
マクロビや雑穀の料理、薬膳で食べることに取り組み
自然農法でお米作るとか庭の畑の挑戦
そもそも心理学に興味を持っていたので
カールロジャースだのシュタイナーだのモンテッソーリだの、、
アロマやホメオパシーに自給自足…
ありとあらゆることを気の赴くまま色々息巻いてやってきた。
けれど、商売人の家庭で育った私には
土いじりのセンスがびっくりするほどないとか
あちこちのセミナーや講習会に行くにはどんどん出費がかさむとか、、。
そういうわけで、夫婦で起業しました。

(私は土いじりしないと決めて)地元のお野菜中心のお惣菜を作り、
心にも身体にも優しい配達専門のお弁当屋さん。

さて、どんな日々なのか??
がむしゃらに走ってばかりで
楽しいこと笑い転げる日々を忘れちゃうので
自分の糧になれば良いなと日記を残しております。
よろしければご一緒ください。

さて、今日は年に何度かいただく臨時休業の日。

長風呂が苦手な夫がサウナに行こうと言い予約してくれた。


ここ二年くらい前から一念発起しもう一度学び直し始めている中医学のうんちくをアウトプットし続けている私。
毎日共に暮らす中で、ことあるごとにイチイチ言うので
「一緒に住みにくいなぁ〜💧」と苦笑いしながらも
受け入れたり、聞き流したり、無視したり、聞いてないことにする夫。

出会った頃は大学生で野球部のキャプテン
日頃から早食いであまり噛まずに、どかどかガツガツ食べる獰猛型の夫は
小学生の頃からずっとキャッチャーをやり続けていたこともあってか?
食事は楽しむと言うよりも、栄養補給、補充、、
悪く言うと飢えた怪獣や豚が食べてる感じのような
(怪獣&豚さんを悪い例えにしてごめん)
色気も味気もない夫。。

良く言うと体育会系のノリを育む場、
チームをまとめたり一人一人と繋がるための場所と機会という位置づけ、
共に何かをして繋がるための口実。
だから自分の為の食事はさっさと口に入れて、
飲み込みお腹がいっぱいになるまで流し込んでいるような。。。

そういうわけでもう30年くらい一緒に過ごしているが
もっぱらデート?は食堂や定食屋で弾丸。
二人でお酒を飲みに行ったこともない。
そもそも二人だけでゆっくりと時間をかけて
食べるということを楽しみたいと思っていないんだろうなと思う。


だから、二人で行列のできる店や
美味しいと評価の高い店
高級フレンチやカウンターに座って食べるお寿司はもちろん
雰囲気を楽しむカフェやレストランには行きたがらない。

それでも、食べることが大好きで一緒に食べるを楽しみたい!という
私の圧力が強いこともあり
いつも私の信号をキャッチしては
美味しいもの食べれそうなお店を探してくれては連れて行ってくれる。

私も
ガツガツと思う存分食べ満足そうにしている姿を見るのが好きで
そりゃぁお店屋さんを開けるくらいに色々あれこれ作って満足してきた。

しかし、、、
銀婚式を迎えた私たち
これまでずっとこのスタンスで食事をしてきたので
夫のみならず私もお腹がぽっこり膨らむ。
夫に至っては股関節が痛いとか、膝裏や足の付け根の湿疹や痒みetc..
症状が出始め、さすがに本人も少しやばいと思い始めた様子。
私は流行に乗ってファスティングを頻繁にしていたり
日々ヨガをしていた事でなんとか持ち堪えているものの、、
波(=絶食とドカ食い)のある食事の取り方を変えたいと思うこの頃。


そして昨日、サウナに行こうと予約をしてくれていた!

サウナ嫌いな夫、これまで何度誘っても絶対行きたがらなかったのに。
びっくり!

最高でした〜〜。

それにしても、思い込みに気がつくってすごいな、、、
やってみたら意外とよかった!
そう話してくれたのがうれしかった。

でしょっ、でしょっ、でしょ〜〜っ!!って思い心で叫んだ休日でしたとさ。

銀婚式を超えた頃から、
また新たに二人の関係が変わってきたなぁとワクワクするこの頃。

どんどん私も自分の殻を脱ぎ捨てていくど!
そう思って書いた今日の日記が下です。


2023/02/27のお弁当に貼り付ける私の日記です。


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