24年のおもちゃのトレンド&知育・学習玩具を大紹介! 「東京おもちゃショー2024」記者発表会レポート
8月 31日(土)・9月1日(日)の 2 日間、東京ビッグサイトで国内最大級の玩具見本市「東京おもちゃショー2024」が開催! 直前の8月27日(火)には、浅草橋ヒューリックホールで「東京おもちゃショー2024」記者発表会&「日本おもちゃ大賞2024」授賞式が行われました。
今回、東京おもちゃショー2024“パブリックデー応援アンバサダー”に就任した声優・木村昴(すばる)さんもゲストで登場。日本おもちゃ大賞については「全ノミネート商品を見させていただきましたけど、どのおもちゃが大賞をとってもおかしくない。大人の力を使って全部買い占めたいくらいです(笑)」と、授賞式を楽しみにしていました。
24年は一体どんなおもちゃが登場し、どのようなトレンドが生まれるのでしょうか⁉ 「ヨメルバ」では24年のおもちゃのトレンドと、「日本おもちゃ大賞」 9部門のうち知育や学習にも役立つエデュケーショナル部門の商品をメインに紹介します!
24年のおもちゃのトレンドは6つ!
キーワード1: 最新技術満載! これが「おもちゃの最先端」
おもちゃの世界では、毎年さまざまなアイデアや最新技術を取り入れた新製品がたくさん登場。「emojam(えもジャム)」は、まさに令和のポケベルともいえるアイテムで、Wi-Fiと近距離通信を使い、絵文字を組み合わせて秘密のコミュケーションが楽しめます。ほか、のちほど詳しく紹介しますが、エデュケーショナル部門にノミネートされた「ePICO たいけん100エディション」と「ドラえもんAIパソコン」も、最新技術を搭載した知育玩具です。
キーワード2: 大人も子どもも癒されたい!「インタラクティブペット」
その愛らしさとかわいらしい動きで、子どもから大人まで癒してくれるぬいぐるみトイが人気。しゃべりかけると、まねっこしちゃうネコちゃん玩具「ニャンだきみは!?」は、背中をなでたり、あごを触ってあげると声を出して、目がパチパチします。
キーワード3: 進化は止まらない! 「デジタルトイ」
スマホやパッド、ウェアラブル端末、カメラなど、子どもたちが憧れるデジタルデバイスをモチーフにした商品は今年も進化しています。今回デジタル部門で大賞を受賞した「ちいかわフォン」をはじめ、「トミカ」の玩具と連動し、プラレールが画面内に登場するパッド型トイなどの多機能ぶりに大人も驚くはず!
キーワード4: まさか、そうきたか! 「驚きの定番商品」
定番ブランドの新作は、今年も斬新なアイデアの商品がズラリ。その中で24年8月31日(土)発売の「仮面ライダーガヴ『DX変身ベルトガヴ』」がキャラクター部門、「ルービックキューブパネルズ」がゲーム&パズル部門でそれぞれ大賞を受賞。2つのやまみちコースにトミカを走らせることができる新プレイセットも、アクション部門の大賞ですよ。
キーワード5: 子どもの心は永遠です! 「キダルトトイ」
いつまでも子どもの心を忘れない大人に向けた商品が「キダルト(Kids+Adult)トイ」。キダルト部門大賞受賞の「リカちゃん フォトジェニックリカシリーズ」は可動式関節ボディを採用し、美しい自然なポージングを実現します。“推し活”をテーマにした、サンリオキャラクターズのクラフトホビー「ぷにジェル」も注目です!
キーワード6: みんなでワイワイ! 「アクションゲーム」
家族や友達とワイワイ盛り上がるゲームでは、アクションゲームが充実しています。アミューズメント施設で大人気の「ワニワニパニック」の、あのワニを叩く爽快感を自宅で楽しめる商品が発売中。番犬ガオガオがプレイヤーのネコのじゃまをするアクションすごろくゲームも、一度遊ぶとハマること必至です!
日本おもちゃ大賞とは?
「日本おもちゃ大賞」は、単に「売れる商品」を選定するためのものではありません。新しいおもちゃを生み出す作り手、メーカーのチカラを刺激し、モチベーションアップをもたらすことで業界全体の活性化を図るのが最重要の目的です。08年に創設され、今年で16回目を迎えます。
今回「ヨメルバ」では、 9部門のうち「エデュケーショナル部門」(知育・教育・教科学習に役立つ玩具)で優秀賞に輝いた5つの商品を取り上げます!
① 言語力、先読み力、器用さが身につく『もじもじ すみっコぐらし』
最初の優秀賞商品は、遊びながら文字と言葉を学べる『もじもじ すみっコぐらし』(アイアップ)です。おしりに書いてある文字で行う“しり”とりやカード問題、クロスワードゲームなど、年齢や難易度に合わせて7つのゲームに挑戦しましょう! そして、すみっコぐらしの仲間と楽しみつつ、言語力、先読み力、器用さが身につきます。
② 楽しく食育!『きって!ほって!ぬいて!とれたてアンパンマン農園』
2つ目は、はさみのトレーニングや食育を学べる『きって!ほって!ぬいて!とれたてアンパンマン農園』(アガツマ)です。「切る」「抜く」「掘る」の3つの方法で、おうちでカンタンに収穫体験。付属のおしゃべりはさみは、初めてのはさみトレーニングにぴったりですよ。野菜を獲った際には効果音とアンパンマンと仲間たちのおしゃべりが流れ、楽しく繰り返し遊びたくなる要素も。楽しく野菜に触れて食育を学んじゃおう。
【仕様】
本体(単3アルカリ×2本は別売)、はさみ(コイン型電池・CR2032)
【希望小売価格】
7,678円(税込)
③ おうちで雨の日でも4種類のスポーツができちゃう♪『チャレンジ!能力アップ!アンパンマン スポーツデラックス4in1セット』
3つ目は、『チャレンジ!能力アップ!アンパンマン スポーツデラックス4in1セット』(ジョイパレット)。小さなお子さんがサッカー、バスケットボール、ボウリング、ゴルフのミニゲームを楽しめます。家の中でも遊びの幅を広げ、運動の楽しさを体験できるので、親御さんもうれしいですよね。また、ゴールを決めたりピンを倒したりすると本体に付いたセンサーが感知し、盛り上がるサウンドが流れてキッズは大喜び。
【仕様】
本体、足パーツ、土台、ゴルフクラブ、ゴルフボール、ゴルフカップ、ボール、ネット、リング、ボウリングピン×6、ボウリングシート(紙製)
【希望小売価格】
10,978円(税込)
④ お子さんの得意・不得意をAIがデータ分析『ドラえもんAIパソコン』
4つ目は、『ドラえもんAIパソコン』(バンダイ)です。なんとお子さんの得意・不得意を教えてくれる「AI学習」機能を搭載。全58種類の学習アプリの中からデータを分析し、その子にとって最適な問題を自動で出題してくれるのです。プログラミングやグラフ、スライド作成といった、将来のパソコン学習にもつながるメニューも豊富。加えて、音認識でドラえもんと声で遊べるボイスゲームやクイズ遊びなどもあります!
今回、エデュケーショナル部門で大賞に選ばれた商品はこちら!
⑤子どもの“夢中”を発見するための100の体験『ePICO たいけん100エディション』
見事、大賞に輝いた『ePICO たいけん100エディション』(セガ フェイブ)は、全身を使って、“好き”を見つけることができる新しい知育デバイスです。付属のeペンには6軸センサーをはじめ、マイクや振動機能を搭載し、絵本ケースに挿すとジョイスティック操作も可能。eマットで足踏みやジャンプなど、全身を使った直感的な操作もできます。
ソフトには、職業体験から月面調査まで、幅広いジャンルの100の体験を収録。そして、プレイ履歴をもとにお子さんの“夢中”を分析、今伸びている知能を親が把握できるスグレモノです!
担当者さんにお話を聞きました!
今回、ヨメルバ編集部が注目したエデュケーショナル部門の2商品の各担当者さんにお話を聞くことができました!
『ドラえもんAIパソコン』 株式会社バンダイ トイ事業部 アシスタントマネージャー 矢口陽一さん
『ePICO たいけん100エディション』 株式会社セガ フェイブ メディア部 ディレクター 東方嘉基さん
以上でレポート終了です。
8月 31日(土)・9月1日(日)の 2 日間、東京ビッグサイトにて開催される「東京おもちゃショー2024」で、みなさん、遊びながら学べるおもちゃをぜひ手に取ってみてください!
ライター:小林智明
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