5分で分かる!オーストラリア半周40日の旅 ー中央オーストラリア縦断編ー
前回までのあらすじ
冒険者になると会社を辞めた夜舞。やってきたのは南半球の大陸オーストラリア。不慣れな英語でのやり取り、そして海外で体調を崩すという問題を抱えながらも自分の出来る範囲で旅を続け、シドニー、メルボルンと旅を続けて大陸横断鉄道に乗ってSAオーストラリアのアデレードへとたどり着いた。
こんにちわ、冒険者の夜舞です。
40日にも及ぶオーストラリア半周の旅アデレーデ、アリススプリングス、ダーウィンの中央オーストラリア縦断編です。栄えている沿岸部を離れて中央オーストラリアへと軸先を向けました。そこで待っていたのは、沿岸部の華やかさとは裏腹にオーストラリアに広がる不毛の大地、そして灼熱の大地でした。
アデレード
SAの州都アデレードにやってきました。アデレードは囚人の作ったシドニーやメルボルンと違ってドイツからの移民が一から作った町という事で前二つの都市とはやはり雰囲気が違っていました。
アデレードそのものは、アデレードから四方に電車が伸びていてそれを補間するようにバスが走っているっていう言うなら小さな町です。それでも街中にトラムが走っていたりするので交通の便は悪くありませんが、微妙につながりが悪いので郊外に行くなら車ないと厳しいかなという印象。
行けない事もないのですが、歩く距離がかなり多いのでなかなか大変な感じです。
でも、アデレード街そのものは必要な物がコンパクトにまとまっているので観光するって事ならやりやすいとは思います。
でも、駅のすぐそばにフットボールのドーム立てるって言うのはやっぱりないと思う。
マジで景観損ねていて邪魔なのですが、市民は誰も反対しなかったのか不思議で仕方がありません。
そしてオーストラリアに来て10日目にして初めて迅速抗体検査を求められました。コロナに対して厳しいのだと思ったら、別にそんな事もなく宿内では誰もマスクしていなくて真剣なのかそうじゃないのかさっぱりでした。
アリススプリングス
アデレードを後にしてバスで中央オーストラリアにあるNTアリススプリングスに到着。メルボルン行きのバスと違って、WI-FIはないし、トイレは壊れている、おまけにバスの後ろに大型のコンテナくっ付いていて完全に貨物運ぶついでに乗客運ぶ便でした…おまけに移動時間が20時間。バスで20時間とかやばいと思っていたら最後の方には普通に暇だという事を除けば特に何も感じなくなった自分がいたのでやっぱり世の中の事の大半は慣れだなって感じました。
アリススプリングスは広大なオーストラリアの中心部にある街で本当はウルルにも行く予定でしたが、大幅な予算超過と日程不足のため断腸の思いで断念。アリススプリングスからウルルまで450キロもあって自分で行く以外はツアーで行くしかないって事になると無職には厳しい物がありました。
アリススプリングスそのものは、荒野の中にある街で必要な物は大体ある感じのこじんまりとした街でしたが、景観そのものは良くオーストラリアに来たって感じさせる赤褐色の大地と山が無限に広がっている光景はぜひとも一度は体験してみて欲しい場所です。
でも、交通機関は貧弱なのでレンタカーはあった方が楽だとは感じました。自転車をレンタルしてみましたが、やっぱり自分でこぐのは正直しんどかったです。あの景色の中二輪で進めたのはかけがえのない経験ですが、しんどかった…
後、二年は使うんだから安物買いの銭失いよりは高くてもいい物を持っておいた方が結果的に安くなる!と意気込んで購入したThe North Faceの5万近くしたマウンテンパーカーをなくしてしまったのがあまりにショックでした。
大阪の好日山荘までわざわざ行って選んだにも関わらず…
結局なくしても現地で調達できる程度の装備の方がいろいろと利便性があっていいと納得はしましたが、失った物の大きさに思い出すだけで吐き気がします。
ダーウィン
アリススプリングスからは22時間かけてダーウィンに移動しました。ここでは、深夜にいきなり降りろって言われてガソリンスタンドに一時間放置みたいなとんでもない扱いを受けたりしましたが、なんとかダーウィンに到着。寝てる間に足首ぐらいまでしかなかった植物ががらっと変わって森に植生が変わったのでオーストラリアの広大さに再び圧倒されました。後、アリ塚のでかさが尋常じゃない。人より遥かにでかい土の塊が至る所にあるのを見ると自然の凄さというか間違って壊してしまったら多分ありに殺されるなって恐怖心が凄かったです。
ダーウィンそのものは熱帯地方に属するので、とにかくまぁ暑かった。なんて暑い場所なんだっていた時は思っていましたが、日本に帰ってきて日本に比べれば遥かに涼しい
という事実に、日本の夏に対する恐怖しかなくなってしまいました。日本の夏あの赤道近い場所より暑いとか半端ないし、それなのにみんな外でもマスクしているとかもう同じ日本人なのに日本人って人達が怖くなりました。
ダーウィンは目の前にインド洋の見える絶景でまさにThe南国という風景です。基本海沿い以外行くこともないと思いますが、海沿いにはウォーキングコースが整備されているので景色を満喫しやすい。けど、海沿いの至る所に日本軍に空襲された時の詳細が事細かく書かれているので日本人には少し耳が痛いかもしれません。
後、普通に歩いていたらおじいさんに日本語で話しかけられてブーメランをを教えてもらう事になったりしました。普通に街歩いているだけでブーメラン教えてもらう経験ってなかなかないので旅人って面白いですよね!
ここまで読んで頂きありがとうございました。
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中央オーストラリア縦断をやり遂げて少しは旅に慣れてきた感じがある冒険者の夜舞でした。
次回は東海岸に移動して日本人に一番馴染みのあるケアンズそして東海岸縦断編スタート。
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