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関門海峡を見に行こう!!ー日本での休暇ー

2022/07/03 曇
こんにちわ。冒険者の夜舞です。

今回は久々に九州にフェリーで行ったので、その帰り道小倉と門司港に遊びに行ってみました。

小倉も門司港もバイクで行った時は完全に素通りで詳しく遊びに行ってみた事なかったので、なかなか新鮮で面白かったです。

と、いう事で今回は国内の北九州小倉、門司港編です。

朝から小倉へ向かうために宿を出ました。博多の街は三年ぶりの山笠開催という事で湧いており、至る所に山笠で使う山車が展示してあり、祭りの雰囲気が漂っていてなかなか面白かったですが博多にそんな用事もないのでさっさと電車に乗ります。

googleマップ君、新幹線とか特急があると鈍行の情報出してくれなくて思ったより使えないアプリだったんだなって内心思いましたが、そういうものなら仕方がないと割り切らないと行けません。

電車が朝からいきなり遅れていてちゃんと説明してくれるなんて日本の鉄道は親切だなーと改めて感じます。なんか分からんが40分遅れようが遅れてますとしか出してくれない電車ばっかりだったからと…既に遠い目。

1時間後に小倉到着。小倉って正直新幹線が止まる以外特に詳しく知らなかったけど、思ったよりずっと大きな街だったんだなーと自分で駅に来て始めて知りました。小倉の人達ごめんなさい

と、いう事で街をぶらぶら街歩きです。でも、とりあえず商店街を抜けて小倉城に行ってみる事にしました。小倉城の目の前にある川がめちゃめちゃ大きくて場所的にこれ堀の代わりに使っているのかなって思ったらその通りだったのでちょっと嬉しいです。

小倉城は、毛利が作って明智関係の話で確実に出てくる細川が関ヶ原の恩賞で貰ってその後は、逃げ上手の若君でも出てくるまじもんの名門小笠原家の物になって幕末を迎えたそうです。

その小笠原家は信長の娘と家康の娘の子孫に当たるのでばりばりの譜代。小笠原家って鎌倉時代からある家なのに江戸時代に譜代にまでなって幕末とか事実だけみるととんでもない家だなって感じます。

幕末ではそのために長州に攻められて小倉城は陥落。なので現在の小倉城は太平洋戦争後に建てられた城で例に漏れず中は博物館になっています。

それでも唐作りっていう独特の天守の形をしているのでなかなか面白い姿の城でした。

城の中は、小倉の城下町がどのように作られたかと、巌流島の決戦についての解説などがあってなかなかに面白いので、行った事ない人は行ってみるといいと思います。

小倉城を後にして、とりあえず神社側から城を外から見学して、大きな城だなーとか思いながら堀と石垣を観察。

最初の川に戻ってきたので、有名な昭和の匂いがする商店街があるって事で行ってみましたが残念ながらほとんど開いている店がありませんでした。なんでも火災だとか…残念でしたが、時期が悪かった。

とりあえずお昼になったのでご飯でも食べようと小倉駅に戻りました。
門司港に行って焼きカレーを食べようかと思ったのですが、結構時間も時間だったので小倉でご飯にしました。
何にしようか孤独のグルメ張りに脳内ナレーション入れながら探していると、小倉は焼うどん発祥の地という張り紙を見つけ、これだなと焼うどんを食しました。
ついでに、さっきの小倉城で見つけた郷土料理もあるという事でそれも追加。
なかなか良い選択をしたと思って焼うどんを食べて門司港へと向かいます。

門司駅を過ぎてから電車の揺れが尋常じゃなくて、現在日本のしかもJRに乗ってこんな揺れ方するんだってびっくりして、おまけに門司港までの途中の駅、ホームと電車の間が開いているっていうか普通に階段みたいなホームの開き方していてこんな場所が未だに日本に存在しているんだなって…って驚いてしまいました。

門司駅で下関に分離する訳で、そこから先は関門トンネルが出来るまでの駅でそこから線路の規格とか駅そのものを変えていないんじゃないかなーと予想してしまいますが、一大観光地と化した門司港へ行く電車があんなに揺れるなんて誰も苦情出さないもんなんでしょうか…と思ったり。

門司港は、関門橋があるという事で、目と鼻の先に本州下関が見えます。
瀬戸内海に入る船はみんなここを通る事になるので、一日に通過する船はとても多いのに場所が場所だから時間や場所によって潮の流れが変わるとても航海の難しい場所だそうです。


関門海峡ミュージアムにそう書いてありましたが、まさしくその通りでこの狭い海峡を船が多数行き来するからこそ、ここが交通の要所であり抑えるべき場所と認識されて信頼の厚い武将が配置されたのもうなずけます。

そう思っていたのに信頼厚いと思っていた長州や水戸が討幕急進派になる訳だから歴史っていうのは面白い物だと思いますが。
関門海峡ミュージアムは、関門海峡の歴史をいろいろな人形で説明してとても分かりやすくまとまっているので、歴史好きな人にも行ってみて欲しい場所だとも感じました。
でも、途中の壁に来訪者向けのゲームが置いてあるのは導線として物凄く邪魔なのでもうちょっとなんとして欲しい所です。ゲーム中の人のスクリーンの間しか通る所ないから気まずくて仕方がない。

後、入り口が4階で出口が2階だから大きな荷物を持っていると預けにくいというのも気になりました。外国人が来た時にあれだと困ると思うんですよね…

後、解説がQRコード読み取る形式なのに、肝心のQRの場所が少なくてちょっと操作して画面戻ってしまうともう解説画面に行けなくなるのも勘弁して欲しかったです。

さて、門司港そのものは昔は栄えていたけど。時代と共に積み出し港の地位を他に譲って今では小さな観光地で言うなら小樽に近い地位です。中心部に一時間に一度開く跳ね橋なんかもあって歩いていて面白い事は面白い。
けど門司港レトロって事で売り出している割には…海外どころか国内でもレトロ感結構他の所に負けてる感じがあって正直がっかり感が強いと言わざるを得ない。

関門海峡って唯一無二の場所があるのだからレトロな街並みよりは関門海峡をもっと売り出した方が観光的にやりやすそうな気がするのですが、そういう訳には行かないんでしょうかねーと思ってしまいます。

後、コスプレ関係のイベントをやっていたみたいで門司港にコスプレの人達がたくさんいましたが、コスプレってまさしく祭りの時に仮面付けて仮装するってあれ以外の何物でもないから現代風に正当進化した祭りなんだと改めて感じました。

ここまで読んでくれてありがとうございました。
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見ていて面白い街ではあるのですが、ちょっと売り出し方を間違っているような気がしてしまう冒険者の夜舞でした。

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