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元ローマ教皇庁!?アビニョンからニース!フランス10日目ー欧州放浪記ー

2023/09/04 晴れ

こんにちわ、冒険者の夜舞です。

本日はフランスを東に進んでイタリア直前のニースまで行く予定になってます。

フランスの電車代が思ったより高くて焦ってましたが、アビニョンからニースまでバスを買う事に成功。
まぁもっとネットに載ってないバスがたくさんありそうな気がして仕方ないのですが、フランスのこの物価の場所にずっといるのは流石にきつい。

と、言う事で今日はアビニョンまで電車で行ってそこからバスでニースへ。

うまく行くといいのですが。

とにかく朝の8:20の電車に乗るために駅へ。
ナルボンヌまで11.80€でした。

8:20に電車が来たので乗り込み。ナルボンヌまでは30分の予定。

8:55 ナルボンヌ到着。もうすでにアビニョン行きの電車が待っていたのでそれに乗り込み発車を待ちます。

フランスの電車は基本的には優秀なんですよね。時々ビックリするぐらい遅れるだけで。

9/06 アビニョンに向けて発進。後アビニョンからニース行きのバスに乗れば今日の予定は終了。

なんとアビニョンまで32.10€。そんなに!って思いましたし、フランスの電車って高いんだなと。

ちなみに気づいていたけど、これ適当に短い区間だけチケット買っておけば多分ばれんよなとは思いますけどね。

だってチケットチェックする区間のチケットさえ持ってればいい訳ですからね。

まぁ、やりませんけど、こんな雑なシステムで果たしてみんなきっちり切符買っているのか甚だ疑問です。

やっぱり改札ないとなって日本人の僕からしたら思ってしまいます。

バレた時の罰金がそんなに重いのか。
それでも見つかるリスク考えたらトータルで考えたら絶対切符適当に買ってる奴いると思う。
どうせ主要駅付近でしかチェックしないんだし。

個人感覚的には始発から1時間はほぼチェックに来る事ないですし。

まぁトゥルーズからナルボンヌまで27€であることを考えるとまぁそんなもんなんだろうなとは思いますけど。

9:43 セテ到着。海沿いの中洲が美しい。
海は見えませんが、もう地中海だと思うとワクワクしますね。

10:00 モンペリエ到着。思ったよりモンペリエ近かった。

10:40 ニーム到着。なんでもデニムっていうのはde nimus から来てるらしいですからね。
フランスはやはりオシャレの最先端ですよ。

11:07 ボーケールの駅到着。聞いた事ない街ですけど、街の周辺の丘にでかい城はあるし、教会はあるし何より街並みが非常に特徴的で面白い。

11:27 アビニョン到着。定刻通りの運転で恐れ入ります。

とりあえず、バス乗り場を確認しに行きますがどう見ても何もない。

本当にここであっているのか不安に思いつつ運を天に任せるって事で街の中へ。

スーパーでご飯を買った後、ローマ教皇がこの街にいた時の教皇庁を見ながらご飯。

ついでにそろそろ食べておくかとクレープを購入。


2.8€。まぁクレープだと思えば安いかな。中身砂糖だけど。

その後、丘を下って川を眺めて橋へ。

橋の入場料が5€らしいのでそろそろ観光でもするかと購入。入る時にリュックの中身確認されたので治安あまり良くないのかもしれません。

なんとここは日本語のガイド付き。

あまりにマニアックすぎる話を日本語で解説してもらえたのでなかなか悪くなかったかなと思います。

14:00のバスなので13:40に指定の場所へ。

そんな早く来るとは思えませんし、僕は未だに場所を疑っているわけですけど、来てくれるのを願うのみです。

14:00残念ながらバスは来ない。場所が違うってオチでない事を祈るしかありません。

そして14:30まで待った結果これはどう考えても場所が違うパターンだわって事で、電車で行く事に。

でもその前に一度バスターミナルの方を確認しておくかって事で行ったら普通に表示してがあって他の人も待っていると。デカデカと遅延って書いてありますし、じゃもうちょっと待ってみる事にしますかね。

この時間まで来て普通に遅れているパターンでした。場所が違ったのは間違いないので幸か不幸か分からない所ですけど。

何時まで待つか。電車のリミットが15:53だからそれがダメなら電車で行く事にしますか。

いやーこれがあるからバスって嫌なんですよね。

やっぱりさっさと電車で行くって最初の計画通りキップ買えばよかったなと。

と、いう事でもうだめかな。駅行ってキップ買うかと思っていたら15:30バス到着。

とりあえずこれでニースには行けるって事で安心ではありますが、なんか腑に落ちないのも事実。

ニース到着20時かーと思うとやるせない。
最初の電車なら18時までに到着予定だったんだよなーと思うとより一層思う所です。

しかしニースまで25€。サービス料入れて30€の魅力には勝てなかった。

電車ならマルセイユからニースが40€ですからね。アビニョンからマルセイユまで行く必要がある事を考えるとほぼ半額ですからね。

お金がないって言うのは選択の自由が減るって事実はもっと知られてもいいと思う所です。

とにかくバスは高速道路に乗って南へと向かいます。
感じ的にはマルセイユまではいかずそのままニースに向かいそうですけど、どうなるやら。

南に向かっているのに右見ても左見ても山脈って言うのは不思議なものです。

フランスって思ったよりはるかに山ある国からだったんだなと。

石灰岩の白い地形が混ざっているのを見るとドーバーからここまで離れているとはいえ、同じような地域なんだと実感が湧いてきます。
ドーバーやカレーにいたのが遠い昔のようです。

16:40 マルセイユ近所で大渋滞。マルセイユ近郊には行かんと思ったけど甘かった。本当に何時に着くんでしょうと諦めモード。

遅くついてもチェックインできるといいのですが。

17:00マルセイユのターミナル到着。ここからニースまでもまだ遠いんですよね。

マルセイユも是非とも行きたい街だっただけに非常に残念です。またいつか挑戦ですね。

マルセイユから北に進んで東へ抜ける合流地点でまた渋滞。ただそれ以上に目の前に白亜の壁が鎮座しているのが気になります。こんな海近くまで山があるのかと。
本当にドーバーのあの壁を思い出す。とんでもない白亜の壁ですばらしい。

バスが止まってるのはマイナスですけど。

そしてまさかの高速降りてまた乗り直し。

いや、ジャンクション組めよ、そんなの。

確かに今までジャンクションとかないなと思ってましたけど、普通に降りる必要あるなんて不便。

京都南で一回降りないと行けないあの高速のめんどくささですよ。

17:50 5分休憩。5分休憩って初めて聞いたわってレベルですよ。
まぁ5分休憩〔本当は15分)だとは思いますけど。

18:02また発車。大体いい所ついたって感心します。日本なら確実に5分なんですけど、フランスならそんなもんだろうなと。

そしてバスは一路東に向かう訳ですが、海側に壁みたいな山脈走っていて、陸側に低い山脈が走ってます。

フランスって山ばっかりじゃねーかよって思わず言いたくなるぐらいフランスって実は山岳国家であったと言うのは意外な所ですね。

19:00 ようやくフレジュス通過。明らかに山脈と山脈の間の道になりました。


つまり、僕の認識ではアルプスからピレネーにかけては切れていると思っていたけど、実態はアルプスからピレネーまでは緩い山脈が続いていて同じ山系であるって事なんですな。

現地に来ないとこの辺りの地理感は分からないってのはまさにこの事。

そしてニース到着。まさかの空港でなんてこったと。

でもトラムで街の中央までいけるみたいなのです。しかしチケットを買う方法が分からない。

正確にはシングルチケットが欲しいのに空港からの往復チケットしかない。

みんな困っているので僕の英語能力が低いわけでは無さそう。

とにかく時間もないので諦めて往復チケットを購入。10€ですよ、この距離で。

本当にこの仕組み考えた人間悪魔みたいと思わずにはいられません。

よっぽど降りた先でシングルチケット買おうかと思いましたが、見つかったは面倒って事で妥協しました。
でもとにかく許せないって言うのが本心。

結局マルセイユーニース間の料金はかかったからアビニョンーマルセイユ間の電車料金程度しか浮いてないって言うのが悲しすぎる現実。

それでこの時間まで到着できないって、まさに安物買いの銭失いですよ。

そしてでた先で降りようとしたら降りれない。
マジで意味が分からない。

多分乗った時に何かやらないと行けなかったという事でしょう。と、いう事で地下鉄の駅じゃなくて地上の駅まで戻って改めてシングルチケットを購入。
なんと1.7+発行手数料2€。

この街だけに14€も取られてると思うと吐き気がします。
なんなのこのシステム。
本当に悪意しか感じなくて怖いって思いしかありません。
そして降りた駅はなんと普通に扉開いてました。

一駅間違ったのが天国と地獄。

21時になんとか宿到着。ご飯食べてさっさと寝ました。

今回はここまで。
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冒険者の夜舞でした。

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