ライナーノート③離散的現実 chronostatic / Sister Ley
前回の記事はこちら。
「メトロ」に引き続き、今回は「離散的現実」について。
「凛として透明」という名前のデモテープを上げてきたのは、仮タイトルに定評のあるオオシマくん。「透明」は弊バンドの「ひとえに透明」から、「凛として」の由来は察して。
これまたアップテンポ曲だけど「メトロ」よりは熱いというかくどいというか、そんな感じ(褒めてます)。前曲のクールさとは違った盛りというか全部乗せというか、非常にオオシマくんっぽい曲になっていて、テンポ早めの曲といっても人によって解釈がだいぶ違うのが面白いところ。
この曲は今作の中でもオオシマくんのアクロバティックなギターが炸裂していて面白い。実はさとうも家でギターをコピーしてみたりしている…。
にしてもドラムの必死感ね!さすがに凛とした手数ドラムは叩けないので、自分なりの噛み砕き方でどうにか曲にしました。
この曲はコーラスが歌っていて気持ちいい。ヤマグチ氏はやや低めの地声とファルセットがそれぞれにセクシーでかっこいいので、この曲のサビのコーラスは上ハモに。さとうはこの辺の音域が一番歌いやすいのでちょうどよい。Sister Leyのメインボーカルはもちろんヤマグチ氏なんだけど、さとうはメインコーラスとして頑張っていきたい。
そういえば今回のボーカルやコーラスのメインマイクはAudio TechnicaのAT4047/SV。マイクのことはまだそんなに詳しくないけど、ちゃんとボーカルを録音するのに使えそうなマイクを1本持っておこうということでしばらく前に買いました。ヤマグチ氏のボーカルは1曲以外リハスタで、さとうのコーラスは自宅で全部録音してます。
今回はここまで。
次はアルバムでいちばん遅い曲について。
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