ライナーノート④斜陽　chronostatic / Sister Ley

前回の記事はこちら。

今回は3曲目の「斜陽」。
お待たせしました、今作初のさとう作曲です。

なんというか、さとうが作る曲は他の2人とはだいぶ毛色が違いますな。しっかりメロディを書こうとしすぎなのかなあとも思ったり。でも逆に言うとメンバーの中では自分にしか書けないタイプの曲はあるのかもしれない。

この曲は最後までミックスが難航した曲であります。元のミックスのアイデアは実はこれ。ドラムももっとデッドな感じにしたかったけど、なかなか上手くいかないねえ。低域の処理は経験を積まねば、そしてモニター環境を良くしなければ（まだ機材を買おうとしている）。

そしてついさっき気づいたのだけれど…プロジェクトファイルを見直していたら、採用にして本当は入れるはずのギタートラックがミュートされていた…。なんか音がスッキリしたなと思っていたのはそういうことだったのか。ごめんよオオシマくん。

そうそう、曲の一番最後の音を何にするかということは毎回こだわっている。この曲の場合は伸びていくベース、サスティーンを止めた時のフレットノイズ、そしてミュートしていない鳴りっぱなしの弦。小さめにしか聴こえないけど、聴いてみてください。

ではまた次回。